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《天国に一番近い場所 ~二~》

 朝から屋敷は慌ただしかった。
ヤシの木に吊るされていたリツが、口から糞便を垂れ流し、意識不明の重態に陥っていた。
男の指示で木から下ろされ、直ぐに手厚い処置が施されて、一命を取り留めた。
男はリツの看病をアヤカに命じ、いつもの様にテラスで優雅な一時を過ごしていた時だった。テラスの入り口が開き、女が入ってきた。
女と云っても奴隷の象徴の裸エプロンではなく、際どい服に白衣を纏っていた。
「あ、おはよう御座います。ラン様・・・」
マユが一礼して挨拶を交わす。
ランはこの屋敷で新薬の開発をしている列記とした博士なので、男の扱いは奴隷と全く違うのだ。
男の隣の椅子に腰掛け、マユから差し出された紅茶を啜りながら、男に話しはじめる。
「・・・ねえん。奴隷を一匹貰えないかしらん?」
「聞く迄もないが、敢えて聞く。何に使うんだ?」
リツの吊るしてあったヤシの木に目を向け紅茶を啜る。
「新薬の人体実験よ」
「どういった薬だ?」
「強制快楽分泌剤。あたしの計算では、ドーパミンを分泌しすぎて狂い死ぬ程、強力な薬よ」
胸を張り誇らしげだ。男が何も言わないのを見て、
「ほら、今朝死にかけた奴隷か、昨日腕の無くなった奴隷なんてどうかな?もう用無しでしょ?」
「リツとジュンの事か・・・奴等にはまだ、清掃面で使い道があるから駄目だ」
男は静かに否定した。
「じゃあ、地下に放置してあるお腹の大きい芋虫は?」
「勝手に観に行ったのか。あれはまだ今日から120日間生かし続けなくてはならん。あと4ヶ月待て」男はルリ(?)も否定した。
「もう!良いじゃない。いっぱい居るんだから、一匹ぐらい譲ってくれたって!」
ランは激興して立ち上がる。男はしばし思慮を巡らし、
「樽の一つならくれてやろう。どうせ処分しなくてはならんからな」
「やっほー!もつべきものは友達ねっ!」
言うなり駆け出すラン。早速地下に行く気だろう。
「一つだけだぞっ!」
男の釘に、遠くで分かってるー!との返事だ。
マヤはランの飲みかけのカップを片付け、男のカップに新しい紅茶を注ぐ。
すると、リンスが紙袋を持って入って来た。
「持って参りました」
男の前で一礼し、紙袋を手渡した。
「よし。ここへ仰向けになれ」
男は袋を受け取り、膝をぱんぱんと叩くと、マユがリンスのエプロンを外し、昨日と同じ様に男の膝上で仰向けになるリンス。
男が袋から取り出したのは、アイスピックと様々な種類と大きさのピアスだった。
アイスピックを握る男の手を見て、リンスは「ひっ!」と小さく驚く。
しかし、マユに『どんな事があっても甘んじて受けなさい』と言われていた事と、昨夜のヒカルとルリを思い出して、恐怖を抑え込んだ。
男はリンスの乳首を摘み上げ、アイスピックを突き通す。すかさず手頃な大きさのリングピアスを乳首の穴に装着する。反対の乳首も同じ様に装着した。
リンスは乳首のジクジクとした痛みを必死で堪え、男の行為が過ぎ去るのをじっと待った。
男は次々にルンスの身体にピアスを施していった。耳に五個ずつ、鼻にリングを一つ、臍にはリングを着けられるだけ着け、ラビアにリングを3個ずつ、クリトリスには太いゴールドのリングピアスが装着された。
作業を終えて男はピックをしまい、リンスのピアスだらけになった身体を弄繰り回し始めた。

時間を少し遡って地下室・・・3つの樽が残る部屋。
ゆっくりと扉が開けられ、照明が部屋の暗黒の闇を中和し、ランが入って来た。
「さーて、ど・れ・に・しようかなぁ~」
ランは嬉しそうに樽に入った少女達を物色し始めたが、やがて目隠しとギャグを一つ一つ外してゆく。ランを見た少女達は、何が何だか判らない顔をし、とうとう自分は殺されるのだと、思いあたり、一人の少女が恐る恐るランに問い掛けた。
「やっぱり、殺されるの?」
ランは満面の笑みで少女に微笑みけた。絶望した少女達の顔に希望が蘇る。が・・・
「そうよ。でも、あたしの気に入った娘の一匹だけだけどね」
その言葉で少女達の蘇りつつあった希望は、更なる絶望のどん底に沈んでしまった。
「あ、でもでも心配しないで。私の新開発した薬の実験台なんだけど、とっても気持ちいいからきっと大丈夫よ」
何がどう大丈夫なのか判らない説明をするラン。実際に、少女達は困惑顔だ。
そんな少女達をさて置いて、ランはマイペースに、栗色の髪をした少女を指差して、
「あんた名前は?」
虚を突かれた少女は思わず「ユマです」と答える。
ランはインターホンを押し、奴隷に鍵を注文した。
程無くしてから、ミスズの新奴サクラが鍵束を持って現れた。ランは鍵束を受け取り、サクラに手伝いをする様に言い置いてから、ユマの拘束を解いてゆく。
樽の中はユマの糞尿を残して空になった。ユマの尻にも糞尿がこびり付き、悪臭を放っていた。
「こうも汚いと興醒めねぇ。あなた。綺麗にしてあげて」
ランはサクラにそう命じた。
サクラは部屋の片隅の雑巾を取りに行こうとするが、ランが呼び止める。
「あなた、先輩奴隷のしているのを見た事ないの?」
「あ・・・」
サクラは言われて、ジュンを思い出しゾッとする。しかし、ランはこの屋敷で男の次に強い権力者だ、断ってしまえば何をされるか分かったモノではない。自分だけならまだしも、担当者のミスズにも迷惑を掛けかねない。サクラの決断は早かった。
 立っているユマの股に顔を埋め、汚物を舐め取り始めた。
「あ~んら、賢い奴隷ね・・・。ユマちゃん、綺麗にして貰っときなさい」
サクラを引き離そうとしていたユマは、ランの言葉で抵抗を止め、自ら横になり舐め易い様に股を開いた。サクラは悪臭に顔をしかめながらも、懸命に汚れを舐めていると、徐々にユマの体が紅潮し、スリットに湿り気を帯びてくる。
「もういいわよ。次は手足を縛って頂戴」
ランの言葉でサクラは清掃作業を終え、ホッと一息つき、備え付けのロープでユマの手足を縛った。物足りなそうな顔をするユマに、ランはポケットからポンプ缶を取り出し、ガラス管に入った液体を注射器で吸い上げ、シリンダーの空気を抜くと、
「そんな顔しないで、これからもっと凄い経験が出来るわよ」
言いながらランは、身動き出来ないユマの首に注射針を挿した。ユマに新薬を注射して直ぐに変化が現れた。興奮が冷めたユマの身体は、みるみる内にピンクに染まり、スリットからは止め処なく愛液が流れ出し、瞬く間に身体が痙攣し、絶頂に達した様だった。
「あ、あ、ああっ!イクッ!また、イッちゃうううー!」
自慰も出来ない状態のユマは、誰も何もしていないのに、サクラの前で何度も絶頂に達していた。
「あ、あの、ラン様。これは・・・?」
恐る恐る尋ねるサクラ。
腰をクネクネさせ、イキ続けるユマをウットリと眺め、
「これはあたしの作った新薬よ。『強制快楽分泌剤』といってね…脳内のドーパミンを異常分泌させる薬よ。今の彼女は触られる程度の刺激でも、イッちゃう身体になっているのよ」
「それはどの位で収まるのですか?」
「死ぬか、狂うかしたら収まるわよ」
アッサリと残酷な言葉を吐くラン。足元ではユマが白目を剥き、涎を垂らしながらイキ続け、遂にユマのスリットから潮が噴出す。しばらくするとまた痙攣…もうサクラが数え切れない程激しくイキ続け、5度目の潮吹き位から、段々と絶頂間隔が長くなって来た事に気付いたランは、
「ふむ・・・脳内物質だけの快感に慣れてしまったのかな?」
ランは顎に指を当て考えていると、ユマが狂ったように叫ぶ。
「ああ、もっと、もっとぉー。メチャクチャにしてぇぇぇぇー」
その言葉にランはピンときて、指をパチンと鳴らす。
「そーか!ドーパミンの生成が追い着かないんだ!」
「ラン様?どういう事でしょうか?」
サクラの疑問に胸を張って答える。
「脳内物質とは生物における感情を作り出すものだが、無尽蔵に在る訳ではないんだ。脳内物質を使い切ってしまうと、当然再生成しなくてはならないんだ。それには時間が掛かるモノだが、快楽物質は例外!アドレナリンさえ分泌出来れば問題解決だ」
「そのアドレナリンと『もっと』が関係あるのですか?」
「ばか者!関係あるのは『メチャクチャ』の方だ。アドレナリンは恐怖を感じる脳内物質なのだが、実はコレ、ドーパミンの原材料なのだ!」
何故かサクラを指差しながら持論に沸き立つラン。
「へぇー。勉強になります・・・」
それに対して冷静なサクラ。
「ああっ、は、早く何とかしてぇー。気持ち良くしてぇー」
クネクネ這いずり廻るユマは、サクラに助けを乞う。
「ラン様。具体的にどうしてあげたら良いのでしょうか?」
「ん?アレで力一杯ブッ叩いてやればいいのよ」
そう言って片隅に置いてあった鉄パイプを指差した。それを見たサクラの顔色が青ざめる。
「早くしないとユマちゃんが、欲求不満で精神崩壊を起こすよー」
サクラは又も葛藤に入り、やはり我が身かわいさに叩く事にした。パイプを振りかぶり、口の中で『ごめんね』と一言囁き、力一杯振り下ろした。
メキッ!という音と共にユマの左膝が砕ける手応え。すると、ユマは色っぽい声を漏らすと、
「あ、ああっ!気持ちいいー。い、イクッ!」
ビクビクッと痙攣し、待ちに待った絶頂を迎えた。それを見ていたサクラは何だか変な気分だったが、不思議と悪い気はしなかった。 ランにもっと叩く様に促され、ユマを叩いている内にサクラは楽しくなっていた。
自分が叩く事でユマはイク。激しく殴れば激しくイク。その姿を見ていてサクラの顔に、笑顔が浮かぶ。 とり憑かれた様に延々と、ユマを殴り続けるサクラ。
すると、後ろから肩を掴まれ、我に返った。
「もういいわよ。ご苦労様」
にこりとランに微笑みかけられ体中の筋肉が弛緩するのを感じた。
「あ、あの。わたし・・・」
自分でも良く分からない質問をしてしまった。ランの指差した先に肉塊があった。
サクラは一瞬何か判らなかったが、次の瞬間ユマに思い当たった。
「あ。わたし・・・なんて事を・・・」
その場に崩れ、へたるサクラ。ランも屈み肩に手を添えた。
「気に病むことは無い。ユマは殴られる事に恐怖し、その恐怖を糧に快楽を貪っていた。お前は、ユマを殴ることで恐怖し、その恐怖を糧に快楽を貪っていたのだ。人はこれをSM論理という・・・まあ、あたしとしては新薬のデータが取れたから満足だ。素晴らしい助手ぶりだったぞ」
ランはサクラの肩から手を離し、踵を返して扉を開ける。思い出したかの様に振り返り、
「後片付けよろしく。気付いてないかも知れないけど、あんた、11回もイッてたよ」
重い扉が閉まる音。
「ふへっ?」
サクラは自分の股間に手をやると、ヌルリとした感触。エプロンから手を出して見ると、白い粕と愛液に濡れ濡っていた。
サクラはその場で放心状態になり、しばらく動けなかった。

ランは鼻歌交じりにテラスへと向かっていた。途中でミスズと出会う。
「あら、ラン様ご機嫌ですね」
「分かる~?優秀な助手のお陰で、新薬の実験データが取れたから機嫌がいいの~」
ランはメモ帳片手にクルクルと廻る。
「ああ、処刑用の樽ですね。実験は大成功に見受けられますが?」
「ううん。まだ改良の余地があるの」
首を横に振るラン。
「?・・・では、実験自体が楽しかったのですか?」
ミスズがそう訊ねると、ラン表情がパッと明るくなる。
「そうよ。助手をしてくれた奴隷が思ったよりも賢くて、ユマがかわいくビクビクーってイッてね、で、結局452回もイキ続けたんだけど、助手の奴隷も殴りながら11回もイッてんだよー。笑っちゃうよねー」
「?・・・はあ・・・」
端から聞いていたミスズには、ランの言っている意味が全く不明であった。一体何の実験だったのか、先に聞いて置けば良かったと思うが、聞き直せば話しが長くなりそうだったので、敢えて止めておいた。
「あ、こうしては居られないっ!じゃねー」
ランは急用を思い出したかの様に、嵐の如く去っていった。
「?・・・謎だわ・・・」
ミスズの一人ごちだった。

 ランはテラスに入るなり
「改良の余地あり!」
無意味にそう叫んでいた。
そこに居るはずの男とマユは居なかった。
ツッコミを入れる者がいないのを見てとると、ランはしょぼくれて2階の自室に帰ってゆく。

 男は地下の一室。ルリンの所に居た。死ぬに死ねない拷問をする為だ。
男は奴隷のレイチェルとミナ、新奴のケイも連れて来ていた。
先ず、床に転がしていた汗だくのルリンを台の上に乗せ、ケイに尿道口の抜糸を指示した。新奴にある程度の経験をさせる為だ。
 ケイは始め、糸を切るのに手間取り、やっとの思いで糸を引き抜いた。その瞬間!
『ぶしゅああああああああああー』
ケイは気の抜けた炭酸水の顔面直撃を受けた。圧力が下がった時に担当のミナに目を向けると、込上げる笑いを懸命に堪えていた。後ろで男も大声で笑っている。
「よ、よし。掴みはOKだぞ。ぷぷっ、次はストッパーを外せ」
今度はケイの後ろから前に移動して、そう命じた。
「・・・はい」
ケイは、面白キャラ返上のチャンスとして、ルリンの盛り上がった肛門にはがし液を慎重に塗り込み始めた。瞬間!
『ズポッ!ぶばばばばばばばばばばばばばばばー!』
ストッパーがシャンパンの栓の様に飛び出し、またもやケイの顔面に直撃して、炭酸に良く溶けたルリンのウンチを顔面に浴びてしまう。
男は最早大爆笑であった。ミナは腹を抱え涙目で洗いを堪えるので精一杯だ。レイチェルは先程同様何のリアクションも無かったが。
 パンパンに張っていたルリンの腹は、なかなか萎むけはいを見せない。小さなルリンの腹に限界以上の炭酸を注入していたのだ。おまけに腸内で気化した炭酸は、更にルリンの内臓を圧迫していた筈だった。腹筋も伸びきり、中に溜まった空気を出すことも叶わない様子だ。
「レイチェル。ランのラボに行って硬化剤を二瓶ほど貰って来い」
「かしこまりました」
直ぐに命令を実行するレイチェル。
ミナはケイの顔の汚物を舐め取り、ルリンの吐き出した汚物の処理にとり掛かっていた。
「ケイ。まだ腹の中に、空気が溜まっている様だから吸い出してやれ」
「はい・・・かしこまりました」
この辺りはミナの教育が良く成されていた。男の陰謀にもめげない所は天然なのだろうが・・・
ケイはルリンをうつ伏せに(?)返し、開いたままの肛門から空気を吸い出す。
その作業が終わった頃。
「レイチェルが遅いな。瓶を取りに行っただけなのに・・・」
男の疑念にミナが気を利かせる。
「様子を見に行きましょうか?」
「いや、奴は真面目すぎるから、すぐに戻って来るだろう」
男の予想通り、すぐにレイチェルは戻ってきたが、注文の瓶を持っていない。代わりにブリキのケースを手にしていた。
「レイチェル。硬化剤はどうした?」
「御命令通り受け取って来ました…」
レイチェルはエプロンをたくし上げた。下腹部の辺りに異常な盛り上がりがあり、陰唇を丁寧に縫付けてあった。
「ラン様は御主人様への嫌がらせだ、とかで、お腹の中に無理やり詰め込まれました…」
「どうやって取り出せと云うのだ?それに、ランから嫌がらせを受ける覚えは無いはずだが」
経緯を知らない男には当然だった。そして、レイチェルは男にブリキ製のケースを渡して
「ラン様から預かって参りました」
中を開けると、医療メスと縫合セットが入っていたのを見て、男は納得した。
「仕方ない。ルリンの方は後回しだ。瓶の摘出をするぞ。ミナ。ケイにやらせろ」
ルリを一旦台から降ろし、代わりにエプロンを脱いだレイチェルが台に上がる。
ケイはミナ監修の元、震える手でレイチェルの下腹にメスを滑らせる。
ミナは切開した下腹を左右に開き、瓶の収まった子宮を体外に出す。レイチェルは痛みに耐えて球の汗をかいている。
ケイは顔を覗かせた子宮にメスを入れて二つに割ると、一つ目の瓶を取り出せた。
続いて二つ目の瓶を引っ張り出し、後は縫合を残すのみだ。
「縫合はミナがやってやれ。ケイでは時間が掛かりすぎてレイチェルがヤバイ」
「かしこまりました」
ミナはテキパキと縫合をはじめて、手馴れた手つきで、すぐに縫合が完了した。
「レイチェル。しばらく安静にしていろ」
「申し訳ありません。本来ならば処分の対象でしたが…」
「その代わりジュンの手になってやれよ」
「かしこまりました」
ケイとミナの協力でレイチェルを運び出した。
男は一人部屋に残り、考えていた。
(ランはなぜあんな事を?)思い当たる節は無かった。
視線がルリンに向く。伸び切った腹筋は簡単には元には戻らないのを見て、男は閃いた。
(コレならレイチェルの様に手を使わなくても物を運べるな・・・)
その時、ミナとケイが戻って来た。
「さて、拷問再開だ」
男の合図でルリンが台に上げられた。
レイチェルの運んだ硬化剤を、ノズルの太い浣腸器に入れ、ルリンの肛門に押し込んだ。
硬化剤を全て入れ終えると、ルリンの腹は再び元の大きさに膨れていた。
今度はアナルストッパーを使わず、テグスで肛門を縫合した。
男の目論見では、先程の硬化剤が腸内で固まり、腸の大きさと形のシリコンが出来る寸法だ。
「ミナは蝋燭だ。ケイは短いマチ針を乳房に刺していけ」
『かしこまりました』
ケイの返事にはどこは覇気が無かったが、男の命令は絶対だ。もし、反抗してしまえばミナと一緒にこんな姿にされてしまう。その事をミナはケイに何度も言い聞かせて居た為、ケイは自分の意志とは関係なく、言われるままに実行せざる負えなかった。
 ミナは棚から取り出した針の束をケイに手渡し、自分は高温蝋燭に火を灯し、赤い蝋をルリンの膨れた腹に落とし始めたると、ルリンが熱がって激しく身動ぎする。
マチ針の束を受け取ったケイはルリンの上半身に回り、つぷつぷと、乳房に刺してゆく。
「ケイ。端の方は余り深く刺しては駄目よ。内臓を傷つけて、死んでしまうからね」
「・・・はい」
手を休める事無く返事をする。死んでしまえば、その責を問われ代わりにケイがルリンの姿に成る。
すると、ケイの視界でルリンの口が弱々しく動いた。
「あ。・・・も、う…ころ、し・・・・て・・・ぇ・・・」
舌足らずな(実際に無いのだが)囁きがケイだけには聞き取れていた。
ケイの目頭は熱くなり感情の躍動を必死に押し殺し、瞼をキツく閉じて針を刺し続けた。
熱蝋が身体にかかる度、針が乳房に進入する度、ルリンは小さな身体をヒクつかせた。
ミナの蝋燭がすっかり短くなり、ケイの針が無くなった時には、ルリの身体は蝋で赤く染まり、その小さな乳房は千本の針山に変わってしまっていた。
「まあ、今日のところはこんなモノだろう。ミナ、死なない様に延命しておけ」
男は満足したように立ち上がり、インターホンで呼び出しをかける。
「はい。お呼びでしょうか?」アキの担当奴隷セシィだった。
「ジュンに地下6号室に来るように伝えろ。それから、3号室に点滴を持ってこい」
それだけ言つけ、一人で部屋を出た。

地下6号室。ここは主に奴隷調教用に作られた部屋だ。
部屋の至る所にSMに使う為の小道具が陳列され、木馬や磔台、滑車に分娩台等の大道具まで殆どの器具が、全てと云っていい程この部屋に備えられていた。
男は早々に支度を済ませ、手近にあった椅子に腰掛けて一服していた。
「お呼びでしょうか?御主人様」
開きっぱなしのドアから、両腕の無いジュンが姿を現した。それに気付いた男は、戸を閉めるよう指示した。ジュンは身体全体で扉を押し閉め、男の前に移動する。
男はジュンを引き寄せ、焼き爛れた傷口に軽くキスをした。
「不便だろう?」
短い問いに、首を振り
「いいえ、まだ口が使えるので、日常の仕事面では問題ありません」
「食事も犬食い状態なのだろう?それでは畜生と何ら変わらん」
「御主人様の御処置ですので、私はそれに従う迄です。リツもそう思っています」
ジュンの静かな返答。
「ジュン。手を使わずに物を運べる方法を思いついた。しかし、その方法は肉体の改造が必要になる。改造を受けるか?」
男は不敵な笑みを作り訊ねる。
「御主人様の成さりたい様に・・・例え殺されても文句はありません」
ジュンの返答は模範的ではあったが、言葉から滲み出す程の誠意が込められていた。
「お前の様な奴隷を失いたくはない。ジュン。お前の子宮と膣道を改造する。コレは命令だ」男の決定だった。
「かしこまりました」 恭しく頭をさげるジュン。
ジュンは肩口で結んであるエプロンの紐を、口で咥えて引っ張り器用に脱いでから、分娩台に足を架けて座る。
男は用意していたチューブ付のゴム製の風船を、ジュンの陰唇を書き分けて膣口に押し込んだ。そのまま入れたのでは、子宮迄届かないので、直径2センチの棒を使い、風船を奥まで挿入していった。なるべく内臓を傷つけぬ様に、感覚だけで慎重に棒を押し進めた。
しばらくすると、棒に抵抗があった。棒を捻ってみるが、もうこれ以上奥へは入らない様だ。
「御主人様・・・これ以上…奥へは・・・」
ジュンが苦しそうに言ってきた。
男はチューブを固定し、優しく棒を回転させ抜いていく。
「よし、これから子宮の中の風船に、シリコン樹脂を注入し、硬化剤と混ぜて固める」
その冷酷な言葉にもジュンは何の感慨も受けないらしい。
男が電気ポンプの電源をいれ、シリコン樹脂が注入を開始した。
みるみる内にジュンの腹は膨れ上がり、ルリンの様にパンパンに張る。
ルリとは身体の大きさが違う為、思っていたより大量に入った。その姿は正に妊婦その者だった。本来なら十月十日をかけて徐々に膨れる筈が、僅か2分程度でジュンの妊娠が完了したのだ。 やはりというか、ジュンは苦しそうに激しく呼吸を繰り返していた。
男は仕上げにシリコンを固める為の硬化剤を少量注入して、チューブを焼き切った。
「どうだ?一気に妊娠した感想は」
「何だ…か、嬉し…いです…」
ジュンは重々しく答え、顔に笑顔を浮かべる。絶対に妊娠出来ない男には理解し難い感想であった。
「あっ、あの。御主人様・・・」
頬を赤らめ男の注意を引く。
「何だ?」
冷静な男の反応。
「もしよろしければ、お尻を犯して貰えないでしょうか?」
男はニヤリと笑い。
「なんだ?こんな仕打ちを受けて盛ったのか?」
ジュンは恥ずかしそうにコクリと肯いた。
「かわいい奴だな。・・・特別だぞ」
男はジュンの肛門に潤滑液を塗り、己の剛直を押し当てたると、男のモノはメリメリと音を立てジュンの直腸に進入した。ジュンから甘い吐息が流れ出る。
男は妊婦の様になったジュンの、肛門で激しいピストン運動を開始する。
「あ。あ。ああっ!ご、御主人様・・・」
悦に入ったジュンは肛門から沸き上がる快楽を貪る。
男がジュンの直腸に白濁を注ぐと同時に、ジュンの身体はビクリと痙攣し絶頂を迎えた。
情事を済ませた男はジュンにとっては、太過ぎる位のディルドーを膣内に捻じ込み、それが抜け出さない様に、革の拘束具を穿かせて固定した。
「よし。今の状態でしばらく生活しろ。辛いだろうが我慢してくれ」
「かしこまりました」
肛門から漏れ出した男のザーメンが、何ともいやらしく見えた。
分娩台から降りたジュンは頭を下げて
「ありがとうございました」
笑顔でそう言って、落ちていたエプロンを口で拾うが、上体を起こした所で「あっ!」と声が洩れて落としてしまう。
男がエプロンを拾い上げ、ジュンに着せてやった。すると、インターホンが鳴り響く。
「御主人様。スミス様からホットラインが入っています。緊急の用が御ありとか・・・」
アキの声だが、尋常ならない慌てぶりだ。
「分かった。すぐに行く」
そう言ってインターホンを切る。
「ジュン。レイチェルにお前の世話を任せてある。頼るといい」
そう言い残し、返事も聞かずに部屋を出る。

 「何事だ?」
通信室に入るなり開口一番そう聞いた。そこにはランとアキが居た。
「スミスが、急用があるってさ」
「それはもう聞いた」
ランの短絡的な説明に、男はうんざりした声で応える。
男は衛星電話を取りダイヤルした。男のオブサーバー、スミスの所だ。何度か言葉を交わした後、電話を置く。
「アキ、スミスから電子メールが着ているはずだ。チェックしてみてくれ」
アキはパソコンに向かい着信メールを確認した。スミスのメールにはプロテクトが架けられ、コード入力をしないと開く事が出来ない。それを見た男はランに変わるよう指示した。
ランは面倒臭そうにコードを入力し、意図も簡単にメールを開いた。
メールには前回輸送した樽の中に某国の皇女が混ざって居た様で、某国は男の屋敷に居る事を突き止め、返還を求めている。半日もすれば大使が受け渡しのため其方に着くだろう、との内容だった。更にランはメールの添付ファイルを開くと、男はそれを見て唸る。
「これは・・・ルリンですね・・・」
アキが誰にともなく口にだした。すると、ランが
「あの子、皇女だったんだぁ。ね?どうすんの?」
一人感心し、男に尋ねた。
「返しようにもあの様ではな・・・ここは交渉次第だが・・・」
男は思慮を巡らすと、ランに耳打ちをし、ランはそれに対して眉根をよせる。
「出来ないことは無いけど、完全態になるまで時間が掛かるわ」
「俺は今まで、ランは一流の科学者だと思っていたのだが、買被りだった様だ。今後、見方を改めねばな・・・」
男の侮蔑にランは顔を真っ赤にし
「私に不可能なんて無いわよ!!」
憤りも露わに、男に食って掛かった。
「言うだけならば、ガキにも出来るぞ」
男は冷徹に言い放つ。
「見てなさいよ!あたしは世界一の、マッドサイティストだと証明してあげるわ!」
通信室から飛び出していくラン。それを見ていたアキは
「・・・宜しいのですか?」
「ランはあの位焚き付けておけば良いんだ。さて、大使の出迎えの準備でもするか」
男はアキに料理の支度を命じた。

5時間後・・・。屋敷のビーチ沖に巡洋艦が停泊した。
その戦艦から10隻のゾディアックがビーチに到着。先ず帯銃した軍人3人と、白髪混じりのスーツ姿の中年が降りて来た。ビーチに勢ぞろいしていた、屋敷中の奴隷が男達を出迎える。
「ようこそ。お待ちしておりました」
男が前に進み出て、中年男に握手を求め右手を差し出す。中年男はその手を一瞥しただけだ。
「皇女を返して頂きたい」
中年男はいきなりの本題だ。
「ここに居るという根拠はお有りか?」
男の質問に、スーツの内ポケットから数枚の写真を取り出し、男に手渡した。そこに写っていたのは、昨日この場所で、奴隷の担当を決めて居た時のルリンだった。
「衛星写真だ。これを撮ったのは偶然だったがね」
男は目を細め
「特種治外法権への、無断撮影は国際条約違反だぞ。多国籍軍に国を潰されたいのか?」
「非礼は重々承知だ。我々は姫の返還を、お願いに参っているのだ」
中年男の態度はどう見ても、お願いに来たようには見えない。
「分かった。こちらも持成しの準備をしている。兵士も長旅で疲れているだろう。美味い料理と酒に女…存分に堪能して羽を伸ばすといい」言って、アキに合図する。
ビーチにテーブルが並べられ、そこに料理の数々が運ばれてくる。
「歓迎痛み入る。お言葉に甘えるとしよう」
上官らしき兵が依然ゾディアックに乗っていた兵士に合図する。
「我々は奥へ。皇女に会わせて差し上げましょう」
中年男と奥へ移動する。
ビーチでは酒池肉林の大宴会が始まっていた。

男達が向かったのは、昼間にルリを拷問した部屋だ。重厚な扉を抜け、薄暗い部屋に目を凝らし、見渡す中年男。男は照明を点けると、中年男は目を丸くした。
台座の上に乗った、ルリンのなれの果てを目にし、大使は息を呑んだ。
「ばかな!コレが我が国の皇女なものか!私は騙せんぞ!」
男の胸倉を掴み上げ罵倒する。
「正真正銘、貴方がお探しの姫です。かつての面影はありませんがね・・・」
男は冷徹にそう告げた。
「信用出来ないのでしたら、こうなった経緯を撮影したVTRがあります。見ますか?」
大使はよろよろとルリンに近づき、目隠しを外し、顔を確認ようとする。
「目も刳り貫いてあるので、扱いは慎重にお願いしますよ。死なれては困りますので・・・」
その言葉で大使の手が止まる。
「貴様!皇女を姿にしてっ!どうしてくれるのだっ!?」
口角泡を飛ばすかのように大使は捲くし立てた。
「一応、手は打ってあります。」
「何だそれは?この状態から元に戻すというのか?」
男は静かに首を振り、
「替え玉を用意しました。こちらへどうぞ」
そう言って男は大使を案内する。

向かった場所はランのラボだった。
そこにはベッドに横たわるルリが居た。
「間に合った様ね」
ランの声に男は肯く。
「そんな・・・こっちが本物なのだろう?」
大使は最早状況の判断が出来ていなかった。そこにランの説明が入る
「そこに寝ているのは全くの別人。皇女に近い骨格と毛色の子を整形し、皇女そっくりの顔にしたの。それから、今までの記憶をあらかた消しておいたわ」
「信じられるものか!」
男は未だ信じられない大使に、昨夜のVTRを映してやる。大使はTVモニターに映る阿鼻叫喚の映像に、己の目を疑った。
「どうです?信じて貰えましたか?」男の問いに
「信じざるをえんな・・・」
重い一言だった。
「しかし、この娘が子を産めば、すぐにバレてしまうぞ」
「そこの所も大丈夫よ。今、皇女の卵細胞からクローンを創っているの・・・こっちの成長に時間がかかるから、取り敢えずの替え玉って訳よ」
自慢げに説明をするラン。
「ははは。大した男だね君は。取り敢えず今日の所は彼女を連れて帰る事にする。次に来た時には、本物の皇女を返して貰うからな」
大使は替え玉を連れて部屋を出る。
「凄いじゃないか。ラン。短時間でよくあそこまで整形出来たな」
「何たって、あたしは世界一のマッドサイエンティストですからねぇほほほほー」
ランは少し誉めればすぐコレだ。

ビーチへ見送りに戻ると少し騒がしい。
どの奴隷も股間からザーメンを滴らせているから、持成しは出来たのだろう。
しかし、どうやら兵の一人が奴隷の一人を連れて帰ると、息巻いているようだ。
「・・・良いではありませんか!ここに居る女達は、全て非合法に連れて来られた者でしょう」
「貴様!これは命令だぞ!」
「この娘も帰りたいと言っているのです!」
兵士の言葉を聞いた男は、叱責している上官の所まで移動し、
「そんなにその奴隷が欲しければ、くれてやるぞ・・・」
男の言葉に兵士は目を輝かせる。
「・・・但し、殺してから死体にして連れて帰れ」
「!!」
兵士一様に表情が曇る。
「借りるぞ」
男は上官の持っていたMP5Kを奪い取り、兵の隣に居た奴隷コレットに、一弾装を丸ごと使って射殺した。 蜂の巣にされたコレットは血煙の中倒れて、それ切り動かなくなった。
「土産だ。持って帰れ」
呆然と立ち尽くす兵士達。男は上官にMP5クルツを投げ返し、テラスへと戻って行った。
ビーチではアキの指示で片付けが始まっていた。
「撤収!」
上官の声にバタバタとゾディアックに乗り込む兵士達。
上官はその場で男に対して敬礼し、一方の大使は男の所に戻り、耳打ちする。
「我兵の無礼、許して頂きたい」
「お互い様です」
短い言葉を交わすと、大使は夜闇に浮ぶ船影に帰っていった。結局コレットは外界に出る事はなかったようだ。
「御主人様。あれはルリンだったのですか?」
指示の終わったアキが尋ねてくる。
「いや。あれはアニーだ。毛色と体格も一緒だから気付かなかったか?」
「はい」
「その内、本物も返す事になるがな」
男の独白にアキは首を傾げる。
「???」
屋敷は静寂をとり戻していた。
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第二段

同じことばかりコメしてますが・・・最高ですw
この館の主の狂人ぶりと微妙に人間臭いところが
また非日常と日常を上手く作ってて そそられます。
屈折してる光は不思議な魅力を持ってますね(謎


追伸・毒○のHPの掲示板は様式が変わってなんだか
読みにくいですねー・・・

いつも有難う御座います

<同じことばかりコメしてますが・・・最高ですw

僕にはその言葉だけでも大変救いになっていますです。
感想やリクエストなどあればあるほど創作意欲がわくものです。

>追伸・毒○のHPの掲示板は様式が変わってなんだか
読みにくいですねー・・・


ここと同じFC2サーバーなのでどうしても同じ形式になってしまいますね。

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