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《天国に一番近い場所 ~一~》

 コツコツと靴音が薄暗い廊下に響き渡る。
靴音の主が重厚な扉の前で止まり、幾つもの錠前を開て入る。
真っ暗な室内に呻き声だけが反響して、初めて入る者はその不気味さ故に逃げ出してしまうだろう。
男は照明を点け、一際明るくなった室内を見渡せば、幾つもの樽が並べられ、その樽から目と口を塞がれた顔だけが生えている。どれもこれも全て女の頭だ。
男は樽の一つに歩み寄り耳元で囁き掛ける。
「そろそろ死にたくなったか?」
その首はビクッと萎縮したかと思うと、首をブンブンと横に振る。
それを見た男は自分のズボンのファスナーを下ろし、一物を出し先ほどの樽の頭に小便を懸ける。
小便を懸けられた少女は、苦しそうにもがくがどうにも出来ない。
男は別の樽に移り同じ問いかけをするが、やはり同じ様な反応しか返ってこない。
溜息を一つ吐いて、壁に据え付けられているインターホンのボタンを押す。
「・・・はい」
程なくして女の声が返ってきた。
「アキか。樽の世話をしていたのは誰だ?」
知っているのに敢えて聞く。
「はい。ジュンで御座います」
恙無く答えるアキ。
「刀を持って来させろ」
「かしこまりました。すぐに」
インターホンが切れる。
 男が樽を見渡せる場所へ椅子を運び、それに座って煙草を吸いながら待つ。
1本を吸い終わった頃、刀を抱えた少女が入って来る。
ブロンドの髪を短く切った小振りな少女だが、裸に純白のエプロンだけといった姿だった。
男の前に回り一礼して傾づき、抱えていた刀を渡す。
「お呼びでしょうか?御主人様」
「ジュン。樽の躾がまるで成っていない」
「申し訳御座いませんでした」
静かな口調だが、額を床に擦り付ける迄頭を下げた。
「よし。樽共の目隠しを取ってやれ」
短い命令にジュンは素早く行動に移す。樽に入ったままの少女達の目隠しを順に外していく。
久々の光が眩しいのだろう、一様に目を瞬かせている。
ジュンは樽の一人のマスクを外す際、頬に指を這わせるといった事も織り交ぜながら、全ての目隠しを外し終え、男の側に戻り控える。
「いいか?良く聴け!ここは貴様らを人間として扱ってはいない。この部屋を出る方法は二つ!
 自らの死を望むか、このメス犬の様に死をも恐れぬ絶対の服従をもってのみだ」
言ってジュンを指差す。
「しかし、奴隷に成れたからといってもミスは許されない。少しでも長生きしたいのならば、服従を誓え、そうでなければ綺麗に殺してやる。どの道生きては帰れん。死ぬのが早いか遅いかの違いだけだ」
男は樽を一通り見渡し、ジュンに男の前に出る様促した。
「見本を見せておいてやる」
男は持っていた刀を抜刀した。すると、ジュンは両腕を水平に挙げ、男の刀が閃いた。
次の瞬間ジュンの白い右腕が肩口から床に落ちる。
立て続けに二閃目を振り、同じ様に左腕も地に落ち、ジュンの纏っていた純白のエプロンが己の血で真っ赤に染まる。
肩から両腕を失ったジュンは、勢い良く噴き出る血もお構い無しに、男に振り返り、両膝を突いて主人の靴にキスをして、返り血を綺麗に舐め取る。
「一時間後にまた来る・・・その時に答えを聞かせてもらう」
そう言い置き、男はジュンを連れ部屋を出る。
部屋に残された両腕から広がる血溜まりと血臭が、樽に拘束された少女達の現実感を奪い取り、一様に主無き腕に見入っていた。

 50分後・・・重厚な扉が再び開いた。
裸エプロンの奴隷二人が現れたが、男は居ない。一人は先程腕を切り落とされたジュンと、長い黒髪をポニーテールに纏めた少女。名をリツという。
 ジュンは傷口を焼いて強制的に止血し、サラシを包帯代わりに巻きつけられている。血で赤く染まったエプロンも、新しい純白に換えられていた。
リツがジュンの無様に転がっている腕を拾い上げ、ごみ袋に捨てる。
床の血溜まりも少し渇いてはいたが、ジュンと共に床に屈み込んでチュッチュと啜り、または舐め取っている。
清掃作業を終え、リツはジュンの汚れた口元をタオルで拭ってやり、自分も同じタオルで拭う。そして今度は、樽に入っている少女達のギャグを外していく。
ジュンはリツが作業をしている間に、未だ樽に入っている少女達に奴隷の心得を説明し始める。
「質問はありますか?」
か細い声で問いかける。
「あ、あの。貴方達はこの建物を出ようと思わないのですか?」
「出られないのです。その内分かると思うけど、ここは天国に一番近い場所なのです」
「そんな・・・」
「自殺する位なら、最初から殺してもらった方がマシと考えるのが普通なのです」
少女達から希望が音を立てて崩れてゆく。
「それから命令違反と反逆、脱走はしない事をお勧めします」
少女達は疑問顔だ。
「それらをしてしまうと、生き地獄を味わう事になるわ。死にたくても死なしてくれない・・・ジュンなんて今はまだ救われている方よ」
と、ジュンに代わってリツが続けた。
その時重い扉が開き、男が入ってきた。そして、中央の椅子に大股に腰掛け、ジュンを促した。
「約束の一時間が経った。答えを聞かせて貰おうか・・・」
ジュンは男のファスナーを口で咥え下げ、四苦八苦しながら一物を取り出した。
「リツ。原液だ」
男は顎をしゃくって、リツに命じる。
「かしこまりました」
恭しく応えて、棚から浣腸器を取り出し、そのシリンダーにグリセリン原液を一杯まで吸い上げて、男のモノをしゃぶりあげているジュンに歩み寄る。
屈み込んでいるジュンのエプロンは、服としての機能を果たせず、ジュンの秘部と尻は丸見えだった。リツとて同じ状態だが・・・リツはジュンの肛門に浣腸器を突き立て、一気に原液を腸内に押し込んだ。同時にジュンのウッという喘ぎが洩れたが、そのまま奉仕を続ける。
「リツ。一匹ずつ聞いて回れ」
浣腸器をしまい終わったリツに再びの命令、リツは同じく命令を実行に移すべく動く。
室内にはジュンの一物をしゃぶる音と、ジュンの腹でグリセリンが猛威を振るう音が入り乱れる。
采配を聞き終わったリツが男の脇に戻って来た。
「御報告します。13匹いる内、3匹が処刑を・・・残り10匹が奴隷を選びました」
報告しているリツの横でジュンの腹が一際「ぎゅるるる」と鳴る。
「よし。奴隷志望は拘束を解いて上に連れて来い、処刑希望は拘束のし直しだ」
男はジュンの頭を掴み喉の奥まで挿入を繰り返す。当然ジュンは呼吸が出来ないでいる。
少しの間を置き、男がジュンの口腔内に射精し、ジュンの頭を離した。それと同時にジュンの肛門から液状の大便が噴出した、異臭を放つ液便は止め処なく放出され続けていた。
「リツ、後は任せる。ジュンは自分の始末だ」
『はい』
リツとジュンの返事を聞くと男は部屋を出ていった。
 リツは命令どおりテキパキと3匹の拘束をし直し、10匹の拘束を解いていく。両腕を失っているジュンはと云うと、自分の吐き出した大量の便を血と同様に啜り、または舐め取っていた。

作業を終えたリツは、拘束を解かれた10匹の新人奴隷を、階上に居た他の奴隷二人に引渡し、一人で己の始末をしているジュンの元へ急いで引き返した。
 便臭漂う一室に戻って見れば、やはりジュンはまだ処理し切れていない液便と格闘していた。
リツはジュンに駆け寄り、一緒になってジュンの便を啜り始めていた。それを見たジュンは、
「ありがとう」
と、一言だけ礼を言い作業を続けたが、その尻からは残便が噴出していた。
「ジュン。私の顔に跨って」
リツは仰向けに寝そべりながら、戸惑うジュンを促した。
リツはジュンの肛門に唇を当てがい直腸内の残便を吸い出し始めたのだ。その行為にジュンは一瞬艶っぽい吐息を吐き、徐々にその吐息は声に変わり快感を表していた。
ジュンの高まりが頂点に達した時、今度は小便をリツの顔にかけていたが、リツは気にする素振りすらなく必死にジュンの肛門を吸い上げている。
「もう全部出たからいいですよ」
リツの糞尿塗れの顔を除き込んでジュンが言うと、また再び液便啜りが再開されていた。

 男は屋敷のテラスで寛いでいた。
「マユ。奴隷共の担当を決める。担当する奴隷を呼んでおけ」
テラスに控えていたマユに命令を下すと、一礼してテラスから姿を消した。
10分後、マユを含めた10匹の奴隷がテラスの外に並んだ。
「これから新しい奴隷共を調教してもらう。担当責任だから命懸けで調教にあたれ」
『かしこまりました。御主人様』
すると二人の奴隷が、10匹の新人奴隷をテラスの外に連れて現れた。それを見た男は
「ヨウコ。リツはどうした?」
奴隷二人の内の一人に聞いた。
「階段の所で新奴を引き渡され、御主人様の元に御連れしてと頼まれた切です」
「ヨウコはリツを。まだ地下でジュンと居るだろうから、リツだけを呼んで来い。それからユカリはプライアーと有刺鉄線を仕度しろ」
『かしこまりました』
男は取り残されていた20匹の奴隷へと向き直り、
「さて、それぞれの担当を決める。初めに言っておくが、貴様等は担当者の下の立場だから、担当者に逆らう事は俺に逆らったと見なす。其処のところ肝に命じておけ。では・・・」
新奴の配置が始まった。

 最後の新奴の配置が決まった頃、ユカリが現れて、次にヨウコとリツも姿を見せる。
「リツ。俺は貴様に新奴共を連れて来いと命じた筈だ」
「はい・・・申し訳ありませんでした」
長い黒髪を揺らしジュンの様に深い土下座をする。言い訳はしない。
「御主人様。我々は仕事に戻ってよろしいでしょうか?」
奴隷頭のアキが男にそう申言したが、男は首を横に振った。
「いや、新奴の調教は初めが肝心だ。観させておけ」
男はユカリに『やれ』と顎をしゃくって命令すると、ヨウコはリツを立たせてエプロンを外す。
そして、ユカリは持っていた有刺鉄線でリツを縛り上げ始めた。鉄線はリツの皮膚に棘を食い込ませ時に引っ掻き、三分の一程縛った頃には既にリツの身体は血塗れになっていた。
リツもその間は猛烈な痛みが走っているにも関わらず、全く抵抗しないどころか、ユカリの手助けの様に縛り易くする様に身体を動かしていた。
しばらくして見事な亀甲縛りが完成した。それを認めた男は更に命令を下す。
「リツの歯を全て抜け」
男の残酷な命令がプライアーを持っていたヨウコにかかる。するとユカリが立っているのがやっとなリツを横にした。ヨウコがリツの顔に寄り、小声でゴメンネと囁いた。
「ううん。やらなきゃヨウコが罰を受けるわ。構わないからやって」
優しくそう囁き返すリツ。
ユカリがリツの口を目一杯開かせ固定すると、ヨウコのプライアーは歯並びの整った前歯を挟み込んだ。新奴達も固唾を呑んで見守って居る者。目を背ける者と反応は様々だ。
『メリッミリッ!』と不気味な音を奏でながら、次々にリツの抜歯が行なわていった。リツの口に溜まった血を、開口していたユカリが口移しで吸い出して嚥下する。その繰り返しでリツの抜歯が全て終わった。
 ユカリとヨウコはリツから離れ、辺りに散らばった歯もそのままに男に一礼する。
「最後の仕上げだ。貴様ら全員でそこのヤシの木に吊るせ。それが終わったら片付けてから、各々仕事に戻れ」
命令を受け一様に行動に移り始めた。
担当者が新奴に指示を出す。ロープを取りに行く者、片付けをする者、木に登る者、鉄線で縛られたリツを運ぶ者。それぞれが各々の仕事をしている。
マユは新奴のリンスを連れ、テラスに上がり紅茶を点前て男を持て成す。
リンスはまだエプロンすら着ていない為、当然素っ裸である。小柄だが胸が大きくパープルの髪が一層幼い容姿に見せている。
「・・・どうぞ」
たどたどしい手つきで男の前のテーブルに紅茶のカップを置く。リンスを目にした男は、
リンスに膝の上に寝そべる様に指示した。リンスは一度担当のマユを見たが、マユは厳しい目で一つ肯いただけだった。仕方なく指示に従い男の膝の上に仰向けに横になった。
外では間も無くリツの逆さ吊りが終わる頃だった。
ヤシの木の先端からロープが架けられ、鉄線で縛り上げられたリツの足首に括り付けられていた。
その重みでヤシの木が反り、長い黒髪が地に付く程垂れ下り、全身から滲み出る血が髪を伝い流れ砂を紅く染め上げていた。
作業を終えた奴隷達も自分達の仕事へと戻っていく。
新奴の一人がリツの姿を見て嘔吐し足元に吐き出した。膝上のリンスを撫で回しながら、それを見ていた男は、マユに命じて嘔吐した新奴と担当を呼びに行かせた。
マユが連れてきたのは、新奴のルリンと担当のヒカルだった。
『申し訳ありませんでした!』
奴隷共は開口一番そう謝罪し、土下座した。
「貴様ら死にたいのか?」
男はリンスの身体を撫で回しながらそう聞いた。ルリンはぶるぶると小刻みに震えている。
「いえ。申し訳ありませんでした」
必死になってヒカルが謝罪を繰り返す。男は溜息一つして
「今回はお仕置きだけで許してやる。ヒカル、しっかり調教しておけ」
「寛大な御処置、ありがとうございます」
男は膝上のリンスもそのままに、ティーソーサーに乗っているスプーンを手に取った。
「ヒカル。ここへ」
ヒカルは言われた通り、男の前に正座で座り、上目遣いに男を見上げる。
ルリはヒカルの横で事の成り行きを見ていた。頬を叩かれて終わりだと思っていたようだ。
男の左手がヒカルの頭を鷲掴みにし、リンスの腹の上まで引き寄せ、おもむろにティースプーンを右目に挿入し、抉りながら眼球を取り出した。ヒカルの眼孔から赤い涙が飛沫となってリンスの腹に滴り落ちる。生暖かい流感に身動ぎしそうになった。
男はヒカルの顎を引きスプーンに乗っている眼球を口に入れた。
ヒカルは男の意図を察し、口の中にある自分の眼孔をクチャクチャと噛み砕き嚥下した。
ルリはその一部始終を目の当たりにし、その場に失禁してしまった。
頭を下げたヒカルが、今度はルリンと交代の為立ち上がろうとした時だった。
「いっ!いやあああああああーーっ!」
突然ルリンの奇声があがり、この場から逃げ出そうと踵を返していた。
「ヒカル!マユ!」
男の怒声が上がる。膝上のリンスが声に驚きビクリとした。
すかさずマユがルリンの進路に入り、退路を断つ。急停止したルリに、後ろからヒカルの手刀が首裏に決まり、ルリンの意識はふっとびその場に倒れ込んだ。
「ヒカル。こいつが逃げ出した責任を執ってもらう。ここの掃除と今晩の宴の準備をしておけ」
横ではマユが気を失ったルリンを縛り上げている。
「かしこまりました」
深々と頭を下げ、手近にあったティッシュを丸めて、右目を失った眼孔に押し込んだ。
男はテラスから外に出現したヤシの木のオブジェに見入り、手だけはリンスの肉体をさわさわと撫で回している。テラスにはペロペロという音がしばらくの間響いていた・・・。

その日の晩・・・血と肉の宴が始まろうとしていた。
その場に召集されたのはヒカルと、他新旧の奴隷16匹に加えマユとリンスが純白のエプロンを連ね、ビデオ撮影の為ユカリとヨウコがカメラを持っている。ルリンはと云うと黒革の拘束具で拘束され、部屋の中央の台に転がされている。
「さて、今晩の宴の主役だが、見ての通り台の上の新奴ルリンとその担当者のヒカルだ」
ヒカルが男の側から前に出て一礼する。刳り抜かれた右の眼孔にはジャガイモが収まっている。
「今回皆様に集まって貰った説明から始めます」
そう言って今までの経緯を語り始める。淡々と語られるその口調はしっかりとした強さがあった。
「・・・という訳で私が至らないばかりに御主人様に迷惑を御掛けしてしまいました」
言い終るとヒカルは後ろに下がった。その間も、ユカリ達はカメラを回し撮影を続けている。
「その結果、ルリンには死ぬに死ねない120日の拷問刑。監督不行き届きのヒカルにはジュンの両腕同様、貴様らの夕食に上がって貰う事にした。見せしめも兼ねている事を忘れるな」
「先ずはルリンの拷問から始める」
そう言うとヒカルはスプーンを男に手渡した。
「ぎゃああああ」ルリンの悲鳴。
男は受け取ったスプーンでルリンの大きな両瞳を抉り出した。溢れ出る血が痛々しく、見ていた新奴は目を逸らす。取り出した大きな眼球はヒカルの持っていた皿に入れる。
マユはすかさず、ヒカルの用意していたレモン汁を浸した脱脂綿をルリンの眼孔に押し込む。
「ひぎゃっ!染みるうううう!!」
脱脂綿を詰め込み終わったマユに続き、アキが詰め込んだ脱脂綿が毀れない様にゴム製のアイマスクをきつく絞めあげ、更にその上からダクトテープを幾重にも巻き重ねる。
「ミナとマオはルリンを押さえていろ」
『かしこまりました』
依然、控えていた担当奴隷は命令に従い動くが、マオの担当していた奴隷のティナがエプロンの裾を握ってプルプル震えていた。それに気づいたマオは、ティナの頬を力いっぱい引っぱたいた。その勢いでエプロンを離した隙に、マオはルリンを押さえにかかった。
ミナとマオが暴れるルリンを押さえている隙に、アキとマユが手早く拘束をといて台座に四肢を縛り付けなおした。ルリンの姿は裸のまま手足を引っ張られている形にされ口も塞がれる。
ミナとマオ、アキ、マユは下がり、代わりにヒカルが医療用メスを持ってルリンの上に馬乗りになる。ヒカルは左肩の関節の辺りを、丁寧に切り裂いてゆく。
骨の継目を残して肉を裂き進めて、仕上げに間接を捻って腕が身体から離す。間髪入れずにマユが焼鏝で傷口を焼いて止血する。
血肉の焼け焦げる臭いが吐き気を催す。(男は平気な様子だが)
残りの手足も同様に身体の付根から切り離し、同じ様な処置を施した。
ルリンはヒカルの手で芋虫状態にされ、もう自分一人では何一つ出来ない身体になってしまった。
「よし、いいぞヒカル。この調子で耳と歯、舌も除去。鼓膜も破れ」
「御意」
ヒカルは男の命令で、早速作業に取り掛かった。

 しばらくして男の命令は他の奴隷の助勢を受けて、全てヒカルの手で完遂されていた。
元々小柄なルリンに残っているのは、四肢を除く頭と胴体、蝶耳に結われた頭髪位のモノしか残っていない。奪われた手足は天井から吊るされて血抜きの最中だ。
新奴達はこれ以上やる事が無いだろうと思っていたが、次の瞬間己の耳を疑った。
「よし、次に炭酸の注入」
男の命令をヒカルが受け、準備していた特大の浣腸器を取り出し、炭酸水を吸い上げる。
ルリンの肛門にノズルを突き立てて、ゆっくりとシリンダーを押し込んで、ミナが用意していた二本目を受け取り。立て続けに注入されたルリの小さかった腹は、まるで蛙の様に歪な膨みかたをしてなんとも痛ましい姿であった。
炭酸が漏れ出さない様に、アナルストッパーに瞬間接着剤を塗り肛門を塞がれた。
しかし、ミナは三本目の炭酸を用意していたが、今度の浣腸器にはノズル部分がカテーテルに変わっていた。ヒカルはそれを受け取り、カテーテルを尿道に差込み炭酸を膀胱に注入していった。
ルリンの無毛な痴丘すら膨み始めた。仕上げに尿道口をテグスで縫い付ける。
今のルリンは何とも哀れな姿であった。腹の中の炭酸が弾ける音が聞こえ、更に腹が膨張している。
横隔膜を圧迫されているのだろう、ルリン(であったもの)は苦しそうに激しくのたうちまわっている。
リンスは恐怖の余り顔から血の気が失せている。それを見た男は、
「心配するな。じきに慣れる」
と優しい口調でなだめ、アキやマユに命じて次の準備をさせる。
ルリンの状態を見ていた新奴達は、始めにジュンとリツの言っていた言葉の意味を理解した。
ミナとマユで、ルリン(であったもの)を運び、部屋の隅に放置する。
次こそヒカルの番だった。
「ヒカル。中身は綺麗にしているな?」
「はい。宴の前に全部吸い出しておきました」
男は肯いた切りだが、そこへアキが、始めに新奴が入っていた樽を運び出してきた。
そこにヒカルは、エプロンを外し自ら入り、蓋をされて鍵まで掛けられた。
その姿は、依然樽に入っている処刑奴隷と同じ状態になった。
マユはぐらぐらと煮立つ熱湯を運びこみ、ヒカルの樽に流し入れた。
「!」
ヒカルは声に成らない叫びを上げ、高温の熱湯に身体を焼かれてもがき苦しんでいる。
しばらく経った頃、樽から湯が抜かれた。ぐったりしたヒカルをミナとマオが樽から抱え出して、
中央の台に寝かせる。
ヒカルの身体は酷い火傷状態だったが、粗い呼吸が人間の強い生命力を感じさせていた。
残りの担当者奴隷のチヒロ、ソフィア、エレナ、シホ、ミスズも加わり、ベテラン奴隷全員でヒカルのグズグズになった皮膚を剥がし始めた。作業はすぐに終わり、続いて調理担当のソフィアとシホが、筋組織剥き出しの身体の肉を削ぎ落としている。
ヒカルは既に痛覚神経が焼けているのか、苦しみもせず粗い息を繰り返すのみだ。
やがてヒカルは頭と骨、内臓を残して全ての肉が殺ぎ落とされた姿と成っていたが、丸見えの内臓は肺の収縮と心臓の鼓動から、ヒカルの生命活動が未だ続いている事を物語っていた。
チヒロとエレナが切り離された肉をジュンの腕とルリンの手足も加えミンチ器で加工していた。
シホの指示でマオとミスズがヒカルの頭に鋸を入れ始めた。
その間にシホは、ヒカルの内臓をより分け始めていた。膣、子宮、大腸、小腸、腎臓、肝臓、…と、一つずつ丁寧により分け、切り離してゆく。
「ヒカルの内臓は綺麗ね。美味しい料理に成れるわよ」
シホの賞賛にヒカルは
「…ありが…とう…」と、
渾身の力を振り絞り、シホを見据えて言葉を返した。
その頃、マオとミスズも頭蓋骨に切れ目を入れ終え、慎重に頭蓋骨が外されていく。
一方で、ミナが水洗いした小腸に味付けをしていたミンチを詰め込んでソーセージを作る。
大腸はモツに変わり、肝臓はレバニラ炒めに、胃袋と子宮にはパエリアを詰め込み蒸し器に架けられ。剥ぎ取られた皮膚もミンチ肉でシューマイや餃子に変わる。
根元から切り取られた舌も、ルリンの舌と一緒に味付けをされてタン塩になり、残った左目も抉り出されて、残りの臓器とルリンの瞳や耳と共に三杯酢で炊き上げられる。ヒカルの止めの時が来た。
「ヒカル。お前は良く尽くしてくれていた…最後に礼を含め余す事無く頂こう」
男が指を鳴らすと、マオが露出した脳を頭から丁寧に取り出し、アキが切り離して皿に置く。
シホは引き続きより分けを開始し、胴体と首を切り離し、頭皮を剥がすように指示。
(ジュンとルリンのも含めた)全ての骨と頭部を鍋に入れ、グツグツと煮立てて出汁をとる。脳も味付けをされて蒸し焼きだ。
結果、ヒカルの肉体は髪の毛と頭皮を除いて、全て豪華な料理に変わってしまった。

男はテラスで、未だ吊るされているリツを愛でながら、食事に変わったヒカルを満喫し、残りはリツを除いた屋敷の奴隷全員に振舞われ、その日を終えた。
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コメント

非公開コメント

速攻で読みましたw

キター!やった!w
もう一度読む事ができるとは・・・感謝感激です!
天国シリーズ(?)自分にとっては数ある猟奇小説の中でも
もっとも印象に残ってます。
整理整頓された狂気とでも言うのでしょうか?
最高ですw

noodさん毎度です

喜んでくれて何よりです。
僕にとっては若気の至りなので恥ずかしくて仕方ないです。

偶に思うのですが、『天国』がこんなにも評判なのがよく分かりません。文章として今の方が劣っているのではないかとちょっとビビってます。
投票アンケートしてみようかと本気で思ってしまいます。
プロフィール

シニガミ

Author:シニガミ
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