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Side 5 (Memory Media Ⅱ)


「…それよりも…私の穴を使って頂けないでしょうか…?」
男はソファから立ち上がると、振り向きざまにパシンと少女を平手打ちした。
「今日はこのDVDの観賞をすると言っただろう?…それとも何かい?この映像がつまらないと?僕がこれらを集めたのを無駄な徒労に終わらす気かい?」
男は冷ややかで鋭い目を少女に向けると、少女の顔は蒼ざめて縮こまった。
「も…申し訳御座いませんでしたっ!」
ソファから跳び下りて、床に頭を擦り付けんばかりに土下座した。
「じゃ、続きを観るかい?」
「喜んで!」
土下座の姿勢のまま少女が応えると、男は満足気な顔で少女の姿を冷たく見下ろした。
男がDVDプレイヤーのディスクを入れ替えて再びソファに腰掛けるが、少女は床に正座で居住まいを正したまま大画面を見つめた。
 映し出されたのは先程のディスクで最後に映っていた、首に大きな傷跡のある女性だった。服は着ていない。全くの全裸である。それどころか下の毛も綺麗サッパリ剃り上げて、子供の様なツルンとした痴丘をしていた。
「この人はね、この間死んだイズミと縁のある女性なんだよ。見せてやりたかったけど、ちょっと遅かったね。ほら、あの首の傷がついた時にイズミもその場に居たんだよ?」
「お世話していた時に話は窺っています。確か名前は満子さんと言っていました…」
画面の中のミツコは、メイクとスタイリスト達に化粧とヘアスタイルを整えて貰っている。そのままでも十分な美人なのに、そうする必要があるのだろうかと思わせる。
その準備映像は直ぐに終り、別室に移動する後ろ姿をカメラは追う。
明かりが光々と照らされ、撮影所に見えるそこには様々な機器がズラリと並び、時折数人の男女がハンディーカメラに見切れて映っていた。
ミツコは室内にあるビニール張りの簡素なパイプベッドに腰掛けて足を揃えてカメラに向かう。
男の咳払いがスピーカーから漏れた。
「これから撮る映像が何か分かる?」
コクンとミツコは上品な笑顔で頷いた。
「凄く苦しくて痛い責めをした後に、死ぬ事になるけど本当に大丈夫?」
また笑みを絶やさぬままコクンと頷いた。
「覚悟はいい様だね。どんなに嫌がっても絶対に止めないよ?」
同じ様に肯定の頷きをした。
「今なら撮影を中止できる。止めておくかい?」
今度はフルフルと横に振りはっきりと否定した。
「分かった。じゃあ始めようか」
ミツコの表情がパァーっと明るくなった。
何故その様な心理状態になれるのかは、誰にも理解出来ないことだろう。
「じゃあ、先ずは四つん這いになって足を開いて」
ミツコは男の指示通りに、ベッドの上で四つん這いになり、お尻を高く持ち上げた。
「自分でオマンコを広げて」
ミツコは自分の指で陰唇を分け開いた。次の瞬間には両指を膣口に挿し込み、横に引っ張って開いた。ポッカリと広げられた膣口は子宮口まで見えそうなほど口を開いている。
男は腕にタップリとローションを絡ませると、広げられた孔に腕を捩じ込んだ。抵抗無く男の太い腕が肘まですんなり入ってしまう。ミツコは身体を反らせ、ピクピクとお尻を震わした。
男は乱暴に拳を突き入れると、子宮内に拳が入り、男の肘が体内まで呑み込まれてしまった。
男は手で子宮内を弄り撫で、時には引っ掻いたりしてミツコの反応を愉しんだ。当人はというと、気持ち良さそうな表情を浮かべ、涎を垂らして悦んでいた。
一通りを終えると、助手らしき女性がラグビーボールに棘の生えた様な楕円の珠を男に手渡した。
男はそれを受け取るなり、無造作にミツコの体内に捩じ込み始めた。力任せに押し込もうとすると、ミツコの身体が押され、力が逃げてしまうので、スタッフ全員でベッドに押さえ付けられた。
グイグイと膣を傷つけながら通り、ようやく子宮に突起付きラグビーボールは収まった。男はボールの位置を横向きに直してから手を引き抜いた。
ミツコの腹には、ボールの形が浮き出しているのがよく分かる。だが、これで終わりではなかった。助手が次に差し出した物は、直径10センチあろうかという金属製棘付き巨大ディルドーだ。端にはペットボトルの蓋の様な突起がある。それを男は受け取ると、またも膣口に捩じ込んだ。
腹圧で抜け出さない様に男が抑えている間に、助手が素早くミツコの小陰唇を縫い合わせてしまった。
「さ、立って」
ヨロヨロと緩慢な動きで、ゆっくりとベッドを降りて床に立つミツコ。その下腹部はディルドーの形に盛り上がり、ラグビーボールの突起が臍穴を隆起させていた。
誰が見ても相当苦しい筈の状態にも拘らず、ミツコは愛しそうな笑みを浮かべて膨らんだお腹を摩っていた。内臓の圧迫による呼吸困難も、無理やり広げた粘膜の激痛も、彼女を平伏す事は出来なかった。
「!!!!」
突然ミツコがさすっていたお腹を押さえて、膝から落ちる様に蹲った。
よく聞けばスピーカーからは微かにヴヴヴヴヴと羽虫の羽音に似た音が聞き取れた。ミツコは四肢をばたつかせて悶絶し、仰向けに膨らんだお腹を突き出す様な体勢で苦悶を表している。
ミツコの歪に膨らんだお腹は、突起の形に盛り上がった箇所に注目すれば、そこは微かに振動していた。
「ふふん。苦しいだろ?あのラグビーボールみたいな物は、只の張型ではないんだ。電源内蔵型リモコンローターだ。どうだい?突起が振動で粘膜を抉って、全体の振動が臓器を揺らして脊椎に電気が走るような苦しさだろ?」
ミツコは涙で潤んだ目でコクっと頷いた。
「でも、容赦しないで責めていいんだろ?」
そのままお腹を押さえ、ベッドに横になって再びコクリと頷いた。膨らんだ腹を預けるかたちだ。
「もう一度四つん這いになって」
男の指示に従い四つん這いになると、こんもり膨らんだ腹がブルブル振動するのがよく分かる。
助手は男にステンレス製の細い棒に握りの付いた物を二本手渡した。金属棒の先端は釣り針の様に反り返っていた。
しっかりと縫い合わさったオマンコの上、ヒクヒクと蠢く肛門に、助手は前触れも無く指を突っ込んだ。人差し指に次いで中指、薬指と順番に差し込んで、反対の手も同様に挿し込むと、一気に横に引っ張り広げて、ピンク色の直腸を晒した。
助手がそのまま肛門を広げたまま維持していると、男は両手に持った鉤棒を直腸に入れた。
「今度はこっちを虐めような?」
ミツコがまだ喋れたのなら、「はい」と肯定しただろう。淫靡な表情でコクンと頷いた。
棒が挿し込まれると、助手は肛門を広げていた手を離した。拡張され尽くされた肛門はキュッと直ぐは閉じないで、徐々にじわじわと蠢きながらゆっくり閉じていく。男は、一旦奥まで棒を押し込んで、からゆっくり引き出してゆくと、鉤に引っ掛けられた直腸がひっくり返って、体外にピンク色の腸を引っ張り出した。鉤が引っ掛けられた部分を引き抜くと、引っ掛かりが自然ととれてまた差し込めるようになる仕組みだった。ある程度出すと、もう一本をそこから奥に押し込み、先程と同じ作業を繰り返し続けた。
余程痛いのか、ミツコはボロボロと大粒の涙を零し、苦痛に耐えている様に見える。時折、目を見開き、舌を突き出すその表情は鬼気迫るものであった。
もう随分な長さの大腸を裏返しに引き抜かれたミツコは、口から泡を吐き静かに失神していた。
助手がその事を男に伝えると、男は手を止めて助手に合図を送ると、助手は竹串をひっくり返った肛門に刺し通した。これでもうピンク色のテカテカと光沢のある大腸は体内に戻せなくなってしまった。ミツコの尻からデロンと垂れ下がった内臓器官は、パッと見に尻尾のように見えなくも無い。
「この程度で気を失うなんて…仕方ない、起こすか」
男の指示でスタッフが総出で動き、カメラの前を行き交い、正気のないミツコを床に下ろし、用意された巨大なまな板に仰向けに寝かされた。スタッフの男がミツコの頭の位置でマサカリを振り上げた。
ズドンと振り下ろされた鉞は、狙い違わず、ミツコの腕を肩口から切り飛ばした。
いきなり襲った激痛の衝撃はミツコを正気に戻した。激痛に身を捩り飛び起きようとするミツコの身体をスタッフが慌てて床に押さえつけた。
ゼーゼーと粗い息を吐いて懸命に冷静さを取り戻そうとする。
そこへ追い討ちとばかりに、真っ赤に焼けた鏝を、切断した肩口に押し付けられ生傷を焼かれた。
再び暴れだそうとするが、しっかりと押さえつけられているので、それすらもままならない。鮮血が噴出していた傷は、焼き鏝によって焼かれた為に塞がり、出血死だけは免れた。
暫らくすると、ミツコは冷静さを取り戻した。いつもの上品な佇まいでベッドの上で横になっていた。
「ビックリさせたみたいだな。でも、まさか失神するとは思わなかったから、つい腕を切り落としてしまったよ。ははは…人間辞めたんだから、腕ぐらいどうって事ないだろ?」
軽く言い放つ男を見つめ上げるミツコは、ハッキリと肯定の頷きをした。
「ついでに反対の腕も切り捨てようか?」
またまた肯定するミツコ。『お願いします』とでも言いそうな表情だった。
残った腕を男に差し出すと、腕を掴まれ、身体を押さえつけられた。鉈を手にしたスタッフが細くしなやかな腕に振り下ろし続けた。人だかりに隠れて映像にその部分は映っていないが、飛び散る返り血がその局部を用意に想像できた。
直ぐに作業が終わり、助手が切り離された腕をカメラの前まで持って来て、じっくりと全体、傷口、肘や指を曲げたりして撮影した。
ジウっと音がすると、後ろの人だかりはミツコから離れ画面の外に消えていった。後に残されたのは両腕を失い、止血の為に傷口を焼かれたミツコがそこに居た。少し涙目で懸命に笑顔を作っている。
「脚も切り落としちゃう?」
男の問い掛けにミツコはやはりコクンと頷いた。
「残念ながら、そんな面白くない事はしない。ダルマなんてありきたりだよ。君の知り合いのイズミちゃんもダルマ少女になったって噂だし、同じ事をしても誰も喜んで観てくれないよ?」
ミツコはキョトンと男を見上げている。
「さあ、立って。このコートを羽織るんだ」
助手が用意したコートをミツコに羽織わせる。コートの袖はポケットに入れられ、丸めた新聞紙を詰め込んでいるので、失った筈の腕がある様にみえた。しかし、股下から垂れ下がる脱腸はやはりどこか不自然に思えた。助手はテキパキ動いて、ミツコにブーツを履かせ、涙で溶けたメイクをやり直させた。ついでにクリトリスに空いた孔に鈴を通した。一通りの作業を終えると男が口を開いた。
「じゃあ最後の散歩でもしようか?」
言うなりミツコの背中を押して部屋から連れ出し、カメラとスタッフもそれを追って動く。
屋内から出ると外は夜闇に包まれていた。
先程まで居た場所はマンションらしく、エレベーターで地上に降りてマンションを出た。そのまま街灯が照らす道路を、ミツコはクリトリスにぶら下がった鈴を鳴らしながら歩いて行く。時折、車や自転車などとすれ違うがミツコの姿を気にする者は居なかったようだ。
ネオンや看板、店先の明かりなどの明るい場所に出て来た。時間も浅いのか、ここには行き交う人々が大勢いた。それでもチリチリと鈴音を響かせつつ町並みを歩いて行った。
男は露店で足を止め、売っていた焼きそばを購入した。
突然ミツコが呻き声を発して座り込んだ。
「お、おい。大丈夫か?」
その後ろ姿を見た店員が身を乗り出して心配そうにミツコに声を掛けた。
「あ、大丈夫です。彼女ちょっと飲み過ぎたみたいで、酔って気分が悪いんですよ」
男が間髪入れずに店員を宥めた。
「そうか?いやに苦しそうだが…店先で吐かせないでくれよ」
「ああ、ごめん。よし、行くぞ」
ミツコがよろよろと立ち上がり、男に身を預ける様に歩き出した。
男がリモコンを操作して振動を少し弱めると、ミツコはどうにか一人で歩ける位にはなった。
覚束ない足取りで前に進もうとした所へ、ミツコは引き摺っていた腸を踏まれ前のめりに倒れてしまった。腕を失って受身を取れないミツコは無様に顔面を強打して痛みに耐えていた。
そこへ男はリモコンを操作して振動レベルを最大にした。途端にミツコの体はビクンと跳ね、身を丸くして内臓の蹂躙に耐える格好になった。
人々の視線のある中でいきなりの大ピンチに、ミツコは自分の置かれた状況をどう感じたのだろうか。
暫らくする間も無く人だかりが出来始めた。男はミツコを担いでその場を足早に去っていった。
男にとっても今撮影している反道徳的行為が露見するのは避けたい部分であった。人としての尊厳や自由を奪い、痛め付け、苦行を強制し、結果対象者の人生を無残に終わらせる。そんな世界がある事を大勢の人間は知らない。いや、知ってはいけない人間に秘められた闇の要素だ。
そんなほろ暗い闇の片鱗を世間に垣間見せた瞬間だった。
どうにか閑散とした通りに入った。辺りに人の姿はない。
男は抱えたミツコを下ろし、自分の足で立たせた。ミツコの腹はまだ激しく振動し続けていたが、少しは慣れたのか、ヨロヨロとしながらも立って居られる様子だ。
「ようし、歩けるな?…ついて来い」
男がミツコの様子を診てとると、先に立って歩き始める。それを懸命に追従するミツコの姿は、なんとも言い難い愛らしさがある。内蔵を直に揺さぶられる苦しみに歯を食いしばり、珠の汗を浮かべ、命を蝕む振動に失いかける意識を繋いで、街灯の下一歩一歩確実に歩みを進めるミツコの姿は健気としか言いようが無い。その様子を逐一カメラは追いかけ、一挙手一投足を記録している。
程なくして二人の姿は夜の児童公園に入って行った。
「よくここまで自力で歩いて来られたね。お腹が空いただろう?これでも食べな」
男は先ほど露店で購入した焼きそばの容器を引っくり返してミツコの足元に落とした。それを見てミツコは戸惑いながらも、ゆっくりと膝間付いて砂まみれの焼きそばを犬食いし始めた。
未だお腹の振動はそのままで苦しいはずにも拘らず、懸命に男の言葉に従うミツコ。口に含んだ焼きそばを噛むと、砂まで噛んでしまうので殆どを飲み込んでいる様だった。
顔にかかる髪の毛が面倒そうにしながらも、掻き上げる手を失っているので、仕方なく内臓剥き出しのお尻を高く突き上げて揺すって鈴を鳴らす姿は何とも滑稽であった。ミツコも屈辱的な状況を砂と一緒に噛締めている事だろう。大体ミツコ本人も胃袋を圧迫した上に揺すられているので、食べ物など喉を通らない筈だった。それでも必死に砂まみれの焼きそばを残さずに食べきった。
男は不意にミツコのお尻側に回ると、クリトリスにぶら下がる鈴を掴んで、一気に引き千切った。
一瞬の事とは言え、突然の激痛に反応して体が跳ね起きる。無残にも千切られたクリトリスから鮮血が流れ落ちた。男は膝立ちで苦悶を表すミツコのコートを剥ぎ取ると、見え隠れしていた異物の形に隆起した腹が振動しているのがよく分かる。先ほど食べた焼きそばを吐き戻す勢いだった。
「さあて、最後の晩餐も済んだ事だし、そろそろ死んで貰おうかな?」
涙目で男の言葉に頷くミツコ。
「こっちに来な」
短い言葉にミツコは立ち上がり、露出した大腸を引き摺って男の後に着いていく。
児童公園なのである程度の遊具が敷地内にある。
土管トンネルと一体の滑り台にシーソー、ブランコ、ウンテイ、水飲み場と砂場は児童公園の基本セットだ。
男が足を止めて待っている所はブランコで、その正面には砂場がある。暗くて分からなかったが、砂場の砂は掘り返されて大穴が口を開けていた。
男の傍までミツコが来ると、男はブランコの梁にロープ2本を回した。その両端をミツコの足に縛り付けてから、ロープを引きミツコを逆さ吊りにした。片側をブランコの足に括り、もう片方は反対の足に括ると、大股開きの逆さ吊りが出来上がった。露出した擦傷だらけの大腸は勿論、豊満な乳房や美しい髪の毛が垂れ下がる。
「もうちょっといたぶりたかったが、時間も押しているんでな、勿体無いが処分の時間だ」
そう言いつつも、ライターで乳首を炙る男に、その小さな火を避けずにピクンピクンと小刻みな痙攣で応えるミツコ。
「しかし、改めて見るとすごい腹になっちまったな」
ミツコの隆起した腹を触りながら感心する男。それもその筈だ。ミツコが長い年月をかけて徐々に拡張してきた成果なのだ。賞賛されるべき唯一の長所なのだから。
「グぇっ」
またまた男がいきなりミツコの隆起した腹を殴った。その衝撃はミツコの体を揺らし、加えられた圧力は胃袋を押し下げ、先程苦労して平らげた焼きそばを嘔吐した。
ビチャビチャと胃液混じりの吐瀉物を吐き出すミツコは、画面越しにも苦しそうに観えた。
「その腹一杯に詰まっているものは、ただ振動するだけではないんだぜ。後から容れた円筒形の物にはTNT火薬がギッシリ詰まっている。当たり前だが、リモコン式の雷管も組み込まれているよ」
嬉しそうに男がスイッチを玩びながら話す。
「綺麗な花火になってくれよ」
そう言って男がミツコから10mほどの距離をとってカウントを取り始めた。
「・・・3、2、1、0!」
バンッ!
思いの外爆音と閃光は少なかった。しかし、一瞬で30倍の膨張をする気化ガスの発生でミツコの肉片は吹き飛び、括られた両脚だけがその場に残っていた。
男はすぐさま走って、公園の敷地を探し回り、ミツコの破片を掻き集めて砂場に戻って来た。
ミツコの上半身と内臓と思われる肉片と、残された脚を砂場の穴に無造作に放り込む。
ミツコの目がゆっくりと開いた。ミツコはまだ生きている様子で首を傾げ、横に首を振る。それをカメラはじっくりと撮影した。男は掘り起こした砂を元に戻すように、ミツコを埋める作業をしているようだ。顔に砂が被さる一瞬ミツコは笑ったような表情を浮かべた。
完全に元通りになった砂場にはどことなく哀愁を感じさせた。墓標すらも無い砂場に埋められたミツコの遺体の上で、何も知らない子供たちが砂遊びをすると思うと、観たものは残酷極まりない行為だったと痛感してしまうだろう。
映像の終わりをDVDプレイヤーは停止して伝えた。

「この時にはお姉ちゃんは生きていたんですよね?」
少女は男性の膝に凭れかかりながら言った。男性も特に気にした風でもない。
「そうだよ」
と一言だけ。
「見せてあげたかったです」
「今となっては無理な話だ。イズミはもう処分されてしまったんだから」
「そうですね」
「このスナッフ映像の感想は?」
「ドキドキして凄い映像でした。」
「そうか、やっと喜んでくれたね?まだ後数枚貰って来たから、今度それも観ような?」
「はい、喜んで」
少女の顔には何日かぶりの笑顔を湛えていた。

Side 5 (Memory Media Ⅱ) 終
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コメント

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PC直った(喜)

直ったというか、OS入れ直した。自作のPC(昔で言うDOS/V)なのでやりたい放題です。だけど、今度はインターネットが繋がらない事態に!そうこうしていると勝手に繋がっちゃった。(意味わかんねー)
それならばと思い、書き欠けていたこのside5に着手!徹夜で書いて仕上げました。
 読者の皆様、大変お待たせ致しました。
今回マンネリ打破を盛り込んでみました。どうでしょうか?

次回も例によって何を書くかの構想が全くありません。
なので、リクエストなどあればドシドシどうぞ。

こんにちは

 いつも楽しみに拝読させていただいております。
 以前の投稿から楽しみに読ませていただいております。このシリーズでは、闇パートが好きでもっと掘り下げていただけると嬉しいです。
 よろしければ2回目3回目も開催して欲しいくらいですw

新作も期待してます

こんにちは。
某サイトの投稿掲示板からずっと、楽しく読ませて頂いております。
声が出ないというのも、また面白い趣向ですね。
新作も楽しみにしております。

コメントありがとうございます

111さん、はじめましてこんにちは
オカズの頃から(で良いんすよね?)読んで頂いて居たようでありがとうございます。
こんなコア中のコア、真っ黒な作品の読者は少ないかと思いますが、がんばって書き続けたいと思います。

ありすさん、お久しぶりです。
僕もアリスさんの作品をこっそり読ませて頂いてました。あの時期では㌧と見なくなったヤリタイ放題系が個人的に気に入ってました。
機会があればまた書いてくれるとうれしいです。

noodさんashさんご心配おかけしました。申し訳ない。
すぐに返信したかったのですが、如何せんモバイルではキツかったので、今回お詫びします。
あたたかく見守ってくれている様で大変感謝しております。

更新キター

無言→爆殺→砂場 この素晴らしいコンボにやられました。
今までとは全く違うシチュなので不意打ち食らった気分です。
濃いのにスラスラ読めてしまうアタリがまた危険ですねw
これからも頑張ってください。

毎度どうもです。

noodさんコメントありがとうございます。
いつも思うのですが、こうしてコメント下さると何よりも励みになります。
 みんなの満足できるモノが書けたらなーっと日々頭をコネクリ回している次第でありますが、如何せん持ちネタが減っている事に憂慮している今日この頃。
noodさんには喜んで頂けた様で何よりです。

今回は拍手に反映されてないので「あれ?いまいちだったかなー?」なんて思っていました。
拍手のお礼も映し出したいのですが、表現方法が文章なので困りものですね。
パイパン止めようか?とか、スカあっても良かったの?とか、ゲロがNGかな?とかいつも通りの涼しい顔で苦悶していたりです。
僕も苦手な属性は全く取り入れてないので、偏りがちか?と思ったりですよ。
残念ながら属性は十人十色なんですね・・・。(つA`)

それはそうと、新作に着手し始めました。
月末か翌月の頭にUP出来たら良いなと思ってます。
お楽しみに~
ヽ(・∀・)ノ
プロフィール

シニガミ

Author:シニガミ
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