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イリュージョン / 辰年編


ここは魔術師の館。マジックショーを披露する娯楽施設『魔界館』。
毎年行われるイベント企画で、どのマジシャンも新年を向かえ、辰年に因んだネタを披露している。
この施設では飲食も出来るので、ショーを見ながらお酒を飲むお客さんが多い。勿論、成人のみの入店に限られる。
毎年多くの会員が訪れ、新年に一度の一大イベントを満喫するのだった。
中でも人気なのがイリュージョンを専門にしているシニガミ導師のマジックの人気が高い。
さあ、今日もシニガミ導師の舞台が始まります。

 客席は導師のマジックショー開演を今や遅しと心待ちに賑わっています。
ステージに近い客席の前方にあるVIP席は小さなソファーで囲ったボックス席で、ガラステーブルには高価なお酒類が並び、ディフォルメされた竜のコスチューム姿のラウンジガールがお客を持て成す高級席である。
そこには男女のお客が座り、導師の登場を心待ちにしていた。
男性は30代半ばの精悍な顔立ちの紳士で、高級ブランドスーツを着し、落ち着いた雰囲気が彼の大物ぶりを醸し出していた。無精ひげの様な顎髭が印象的である。その隣に座す同伴の女性は彼の実子であるのだが、普通とは様相が異なる。
見た目は9歳から10歳ほど。
栗色の髪をゆるい三つ編みに編んで白い背中に流し、幼く円らな瞳が愛らしい…町で見かければ目を引く容姿であるのだが、彼女が着ている着衣は鱗質感のローレグのパンティー一枚と、細い首に巻き付いた太く重厚な鰐皮の首輪から垂れる金色の鎖が、男の子のようなまっ平らな胸に小さな乳首を貫通する太いリングピアスに繋がっていて、彼女の幼い容姿に一際異彩を醸し出していた。
そして極めつけは彼女の左足全体に巻きつく様に描かれた昇龍の刺青であった。まさに今年の干支を象徴しているのだ。
意識すると、甲斐甲斐しく男性の世話を焼くラウンジガールのコスが、なんとも陳腐に見えてしまうほど見事な色彩を放っていた。
 男性の他にも同伴で入店している女性客もちらほら見てとれる。『魔界館』は完全会員制であるため、店側が許可した会員以外の立ち入りは喩え気の置ける家族でも一切禁止している。しかし、例外的な同伴者も許可されている。それは、会員の『所有物』であること。それなりの審査はあるものの、審査さえ通れば持込は自由だ。
そんな少女も『会員の手荷物』扱いで入店を許可されている。
男性は煙草片手に吹かしつつ、ラウンジガールの身体を触って談笑して間を繋いでいると、指に挟んだ煙草の灰が床に落ちて気をそちらに逸らした。見れば煙草は吸えない程に短くなっていたのを認めると、すっと少女の前に差し出した。円らな瞳の少女は半眼で口を開いて小さな舌を出した。男は躊躇いも無く娘の突き出した舌で、ジウっと煙草を揉み消して、吸殻を娘の舌の上に残し手を引いた。そして、何くわぬ顔で先ほどの談笑を再開させる。
煙草の火で舌を火傷した少女は泪目で堪えると、そのまま口を閉じて灰と吸殻を唾に絡ませてコクンと飲み下してしまった。 うえっと不味そうな顔をして再び出した舌には、煙草による火傷が無数にも残されていた。

 ドラムロールが鳴り響き、会場の照明が暗転していく。
闇の中でステージの幕が静かに開き、一際大きなシンバルの音で、舞台中央を照らした照明にシニガミ導師の姿が浮かんでマントを翻しつつ登場した。
一瞬にして会場は拍手喝采の大盛り上がりで、観客がどれほど導師の奇術を愉しみにしていたのかが覗えます。
期待の視線が導師の一挙手一投足に集まる中、静かな曲調のクラシック音楽を背に導師はゆったりとした足取りでステージ前に出て普段寡黙な導師らしからず語り始めました。
「I want to do by participation on the customer side this time though the show in my assistant is always done.」
そう言って舞台前面のVIP席にすっと手を差し伸べたその先は先ほどの少女であった。
観客達の視線が自身に集まっている事に気付いた少女は、キョロキョロしてあからさまにうろたえていた。自分の主に視線を向けると、ニコニコと上機嫌で「いってこい」と屈託無い笑顔で肯いた。
同じボックスのラウンジガールが機転を利かせて、戸惑う少女に優しく触れてステージ上に導いた。
壇上に上がった少女は導師に並び立って一礼をすると、客席から割れんばかりの拍手を贈られた。
「Only she is a small dragon suitable for the decoration of this year's magic.」
白い肌に一際映える左足の昇龍が衆目に晒され、恥かしそうに顔を赤らめてもじもじと居心地悪そうな少女。
長身の導師と並んで立っていると、少女の小ささが更に際立つ。
導師は胸ポケットからトランプカードを取り出した。それを少女に向けて差し出し指で触るように指示して、少女は言われるまま指でトランプを指で突付いた。導師の手の上でトランプの山は一瞬にして4倍の大きさに姿を変えた。
隠しもしないでトランプを一瞬の内に巨大化させた導師に少女は目を丸くする。
もう一度するようにと気軽に差し出された巨大化したカードを同じように指でつつくと、今度はカードが上空に巻き上げられカードの紙吹雪になった。またも少女はビックリして身を竦めた。
ひらひらと舞い落ちるカードの一部がステージ上にあったボードに張り付いていた。上中下段3段の様で、上段に1枚中段と下段は2枚ずつカードが張り付き、カードの中身は伏せられていた。
ボードを前面に移動させ、少女との立ち位置で挟んだ。
導師は少女に上段の1枚を指差し問いかける。
「what are contents of this card?」
英語で話し掛けられて困惑する少女に気付き、導師は同じ質問を日本語でした。
「えっとぉ・・・分からないです」
「デわ、何でもいいからスウジを言ってくダさい」
導師は直ぐに日本語へと切り替えて少女に問うた。
「え?・・・じゃあ1」
少女の言葉に首肯して、張り付いたカードの背に1と記入した。
「これは?」
「んん…8で」
そんなやり取りで5枚のカードに数字を書き込んだ導師は、ボードをステージ脇の見える位置に移動させた。
上段1、中段左が8、右が5、下段左が12、右が7となった。
「顔を洗う時はどウしまスか?」
チンプンカンプンな導師の言葉に少女は戸惑いつつも、少女は両掌を上に向けて水を受ける格好をした。
パチン!
導師が指を鳴らすと、ステージにばら撒かれたカードが、まるで意思を持った様に浮き上がり、少女の掌へと一斉に集まった。再び少女はビックリして身を竦めた。そんな様をみて客席からはのどかな笑い声もちらほら覗えた。
導師に優しく指示されると、少女は言われた通りテーブルの上にカードを置いた。
「さテ、ここからが本番でス。逆さマに吊り下げラレた経験はおありかナ?」
とぼけた口調で導師は少女に問いかけた。年端もいかない少女に問う内容ではなかったが、場所が場所だけに不審に感じる観客など一人も居ない。
「…はい。少なからずは…」
少女の控えめな返答に導師は満足そうに首肯し、パチン!と指を鳴らした。天井からフック付きのワイヤーがするると降りて来て、ステージ上でコン!と音を鳴らした。いつの間に取り付けられたのか、少女の左足首に環枷が当然の様にそこにあった。フックを環枷に掛けると、ウインチは巻き上げられ少女は片足で逆さ宙吊りになった。
金の鎖と三つ編み右足と両手が重力に引かれて下に下がる。
少女は観客の視線を意識してしまい、恥かしそうに両手でピアスの乳首を隠した。 
 導師は先ほどテーブルに置かれたカードの山の上から一枚手に、投げ出された少女の右足を優しく掴んでカードを太股の付け根に押し当てる。 カードは少女の白くて細い太股に抵抗無く潜り込んでしまっていた。肉体に融合しているかのように、カードの四つ角が太股から突き出しているように見えた。客席から拍手があがる。
同じように、山から取ったカードを腕の付け根に差し込んで、反対の腕にもカードを肉体に挟んだ。
「痛いカい?」
導師の優しい問いかけに少女は首を振って否定した。
「変な感触はありますが…痛くないです」
導師が肯いて、首輪の下にもカードを押し付けて、肉体へと差し込んだ。
少女は首からつき出したカードの角を触れ、摘んで不思議がって居る。そうした間にも残った左足にも同じくカードを差し込んだ。
「不思議かい?でも、もっと驚くよ」
バランスの悪い片足吊りでゆらゆら揺れる少女の右足を掴むと、反対の手を身体に回し少女の白いお腹をさする。
「ふぇっ!?」
唐突にお腹を撫でられた感触に少女はビックリして身を強張らせた。さっと導師が身を引くと、その手には少女の脚が握られていた。断面にはカードが張り付いて、カードの数字ダイヤの7が読み取れた。
観客は一様に驚愕の表情をして感嘆の声を洩らした。
導師は手に持った少女のものであった脚に、頬擦りしてからテーブルの脚に立て掛けた。少女は何が起こっているのかまだ気付いていない。
流れる動きで今度は両腕を掴んであっさりと取り払ってしまった。 ここでようやく自身の手足が分離している事に気付いた少女は、みるみる内に表情が変わって慌てふためいていた。
やはり取り払われた腕にはダイヤの5と8が張り付いている。
まさかと思った観客も居ただろう…ボードに張り付いたカードに記入された数字であった。 胴体側の断面は、血液の噴出も無く、真っ黒な紙が張り付いている様に何も見て取れない。
しかもステージ上に置かれた手足が少女の意思によって動き暴れ回っている。
「えええええ?ナニ!これぇ・・・?」
「な?言っタ通り不思議だロ?痛みも無イのにバラバラになっちゃウンだ」
そっと頭を抱える導師の口調はどこまでも優しさを含んでいた。
「ん?コイツは邪魔だな…」
少女の首輪と両乳首を繋ぐ金色の鎖を握り込んで直ぐに開くと、鎖は首輪から外れて両乳首のピアスだけで垂れ下がっていた。その様を見て、幼いながらも想像力を膨らませ、自らの未来予想に頭が向いた様子だった。
「え?ちょっ…」
身体を振り揺らして導師の手から抜け出そうとするが、長い三つ編みを掴まれた。すっと左手を高らかに掲げ…
パチン!
指を鳴らすと、少女の頭は胴体から離れ、掴まれた三つ編みでぷらんと揺れた。張り付いたカードの数字は、やはりダイヤのAだ。
首を失った少女の身体はクネクネと身動ぎしていた。
少女の首をぶら下げた導師はテーブルのカードを懐にしまい込んで、そこへ少女の首を観客席に向けて置いた。少女は今にも泣きそうな表情で涙を浮かべていた。
割れんばかりの拍手喝采が観客席から巻き起こる。
逆さに吊られた胴体は背中を反らし、左膝を曲げるなどして暴れているのと同様に、床の手足も違う生き物の様にステージ上を這い回っていた。
「気分はどウダい?生きタままバラバラになレることなんて普通はなイヨ?」
少女の生首に語りかける導師は、テーブルに片肘をついて気軽な口調で話し掛けると、少女は口を開いた。
「…あれ?…喋れる…」
「アあ、首だけの姿デ居心地悪いカな?」
何とも言いい表せない微妙な、困ったような表情をみせる少女。
「このマま殺ス事だって出来るンだ。…僕はシミガミだからネ」
導師はバケツを胴体下に置くと、ボードに張り付いた上段カードを引き剥がした。途端に真っ黒な色が覆っていた首の断面から鮮血が流れ出し、下に置いたバケツを赤く染めて嵩をあげていく。
ビュクッビュクッと鼓動に合わせ、鮮血を吐き出す胴体はピクピクと痙攣して生命力を失っていく様を感じさせた。
「わたし…このまま…死んじゃうんですか?」
少女の首が自身の身体の状態を観て導師に涙声で問いかけた。
「ソウだよ。君はコの舞台で無残に殺さレて、生まれ変わるンダよ」
楽しそうに両手を開いて観客にアピールした。『おお~!』と歓声があがった。
少女の視線は自分の主に向けられた。本当に楽しそうな表情で舞台に歓声を贈っている。
青みがかった胴体が鮮血を流し出すのが収まると、血液で満たされたバケツが取り除かれた。
未だ動き回る左腕を踏みつける動作で、吊り下がった胴体に向けて手を振る導師の指パッチンで、残る左脚は胴体から分離した。重力に引かれて無情にもステージ上に胴体が転がった。脚に巻き付く龍の開いた口先のカードはダイヤのQだ。
 ボードから引っぺがしたカードを観客席に掲げて裏に返すと、ハートのAがプリントされていた。他のボードのカードを剥がしひっくり返すと、記入された数字のハートである。
再び客席から拍手歓声が導師に贈られて恭しく頭を下げる。
袖から箱が運ばれてきた。運んできたのはこの次に公演予定の人気№2マジシャンのルル嬢だ。
この場に知らない観客は居ない。導師のステージが終わっても、そのまま連続同じ席でルル嬢のステージを楽しみにしている客達だからだ。ルル嬢の登場に会場も沸き立った。
今回もラウンジガール同様に、竜をモチーフにした格好だ。
箱の上蓋を取り外して、ルル嬢は少女の分裂した部位を拾い、箱の中に投じていった。
ウインチに吊りっぱなしの左脚も導師の手によって箱の中に入れられた。
最後にルル嬢が少女の首を抱き締めるように抱え、自らも箱の中へと足を踏み入れて客席に向かって、元気一杯の笑顔で手を振った。上蓋には丸く穴が空いていて、固定金具を外す事で更に半分に分割された。半分づつの穴を首に挟むように合わせて金具を掛けると上蓋の完成だ。
ルル嬢が身体を畳んで箱に沈むと、上蓋が箱と合わさって固定金具を掛けられ、ルルの頭だけが箱から突き出している格好だ。
キャスターの付いた箱はクルンと回転させられ、何処にも脱出口などない事をアピール。
箱の中身は分割された刺青少女の肉体と、ルル嬢の身体が所狭しと詰まっている筈だった。嗜虐心の強い者ならば、そのままルル嬢の首を悲鳴と共に、鋸で引き切りたくなる様なシチュエーションである。
導師が袖から運び出したのは箱と同じサイズの四角い金属枠の内側に一面びっしりと剣身を備えた装置で、剣面の裏側に螺子ロッドとそれに回転運動を加えるモーターがある。もう一つ全く同じ装置であるが剣の向きが横向きだった。
それを二人の入った箱に固定金具で合体させるのだ。縦向きの剣を左側に取り付け、横向きの剣装置は後ろ側だ。
導師がマジシャンらしからぬ作業を行っている間も、箱から頭を突き出したルル嬢は鼻歌交じりにニコニコと笑顔を観客に振り撒いている。箱の中からは少女の震える声が「怖いよぅ…どうされちゃうのぉ…」と漏れ出している。
「サて、準備が整いマシた。お待ちカね!これヨり処刑のお時間デス!」
待ってましたとばかりに、観客から拍手歓声が嵐のように沸いた。なぜか処刑される本人であるルル嬢も大喜びだ。
『3!2!…1!』
観客も一緒になってカウントダウン。
電源スイッチが入りモーターが回転すると、ロッドが螺子運動で剣を箱に押し込んでいった。
「あ!来た!どんどん食い込んで…身体に刺さってるぅ…死ぬ!死んじゃうぅ♪」
「ナニ!?何なんなのぉ?…痛!…」
彼女達の反応を覗い知る限り、本当に剣が身体を刺し貫いている様子だった。
箱の反対側…前面と右側に血塗られた剣先が飛び出して装置が自動で停止した。
全ての鋭い剣先から鮮血が滴り落ち、箱の内部からも剣を伝って血が溢れ出した。ぐったりと項垂れたルル嬢の頭を、導師は愛しそうに撫でてから顎を起こすと、半目を開いてコプンと吐血した。箱の中の肉体はズタズタに切り裂かれてもはやどんな医療技術でも治癒は不可能だろう。
導師は装置を逆回転させて貫いた剣を戻し、箱から分離させて袖に戻した。
「are you ok?」
その言葉には応えないが、薄く目を開き命の光が消えていない事を表した。
「Shall I kill?」
「……は……ぃ」
短くそしてはっきりと肯定の意思を示したルル嬢に賞賛の拍手が起こった。
導師は用意していたチェーンソーを起動させて構えた。そのまま首を刈るのかと思われたが違った。
唸りを上げる連続刃は、だらしなく舌を出したルル嬢の頭頂部から入れられ、縦方向へと血の混じった肉片を撒き散らして進入した。頭蓋骨を削り脳漿を撒き散らして、あっと言う間にルル嬢の頭は顎といわず、首元まで真っ二つに両断されてしまった。両断された断面からわりと無事な舌が、ベロンと垂れる様が何ともグロい。
処刑が完了した様は誰がどう見ても完全に死んでいる。箱の中に詰め込まれたバラバラ少女も、滲み出す血と経緯から、無事である理由が無かった。
彼女の所有者である男性もそんな事を嘆きもせず、それどころか上機嫌で導師に惜しみない拍手を贈っていた。
 胸から赤いハンカチを取り出す。それをパチンと指を鳴らしてから、サッサッと振って投げるとハンカチは巨大化し、カーテンの様な幕に姿を変えた。
それをバサリと広げて無残な様相を呈す箱の上に被せた。 
直ぐに布の中央を摘んで、豪快に上へと持ち上げつつ取り払った。箱の上にはルル嬢が際どい衣装を身に纏いポーズをとって立っていて、その両足の間には少女の首が箱から突き出していた。
「…あれ?」
キョロキョロ首を廻らす少女の箱からルル嬢は颯爽と飛び降りて、蓋と箱の固定金具を外して少女を箱から出した。
立ち上がった少女は五体満足で着衣等も一切の傷痕や痕跡さえも残ってなかった。促されつつ何がなんだか分からないまま箱を出て、自身の身体を確認している。
ルル嬢は少女を抱き寄せ、空いた手を広げて観客にアピールすると、導師共々惜しみない喝采を受けた。
 再び導師が袖から用意しなのは、大きくて丈夫なビニール製の袋だ。それを抱き合った二人に頭からスッポリ被せ
て、口を上に手繰りつつ、中の二人を転がした。
狭い袋の中で二人は揉みくちゃになり、二人は交互に向かい合って69の体勢に納まる。袋の口を密封した導師は指をパチンと鳴らすと、一瞬にして袋は真空パックの様にぺチャンと収縮し中の二人の身動きを封じた。
袖から出した台には巨大な丸鋸が鎮座している。
真空パック状態の二人を台の上に軽々と乗せると、スイッチを入れて丸鋸を始動させた。
少女はまたも自分の置かれた状況を把握出来ないで居る。なにせ、目の前にあるのはルル嬢の股間に顔面の半分を埋没させ、視界にはかわいいお尻しか見えない状態で呼吸もままならないからだ。
恐怖心に身体を強張らせていると、反対に同じ状態のルル嬢が少女の秘所をパンティ越しに舌を這わしている感触がした。彼女なりに『大丈夫』と言いたいらしかった。
二人の置かれた台は自動でゆっくりと鋸に向かって進み始めた。
丸鋸がビニールの袋を切り裂き始めるが、空気が入って元には戻らない。喩えるなら熱収縮パックであった。
鋸の先端が最初に触れたのは、ルルの頭頂部であった。台が進むに連れて鋸の外円を赤く染めていった。
股間を舐める感触が無くなったか思うと、ルル嬢は身を強張らせ、小さく痙攣したあとオシッコを垂れ出して、暖かい尿が口に直接広がった。
すると、今度は股間に冷たい感触が伝わったかと思うと、次の瞬間には一瞬で沸騰した様に熱くなった。相手側のルルから力が抜けて脱力した。
股間からどんどん身体に這い上がってくる痛みに混乱していると、身体を引き裂かれている事にここでやっと気付いた。しかし、既に胸まで鋸は進み、心臓を真っ二つに引き裂いていた。
恐怖に目を見開くとお尻越しに見えるビニールに血飛沫が視界を赤に染め、お尻を半分に割る線が視界に映ると、目が焦点を結ばなくなった。少女は意味が分からないまま思考は途絶えていた。
 ステージには真っ二つに分割された少女が、体の断面を外気に晒して、見せてはいけない部分まで余す事無く観客に披露していた。
拍手喝采の大賑わいで、観客達の目を愉しませていたのだった。
導師は大きく一礼すると、そのまま幕は引かれ、ショーの終演を告げるのであった。
興奮しっ放しの観客たちはご満悦で、口々に傍の人達とショーの感想を語り合って酒を酌み交わしている。
少女の主である男性も、自分の娘が生きたまま真っ二つにされた事に憤りも感じさせないで、ラウンジガールの胸を弄りつつ酒を飲んで、『良いものを見た』と上機嫌に笑っていたのだった。
 そんな男性の下にルル嬢が少女を連れてやって来た。
それを認めた男性は「なんで生きてるの?」と言いたげな表情で娘を見た。
ルル嬢が復活するのは毎年恒例なので、不審に思わないが、実の娘の分割死体を目にした後で、すぐにこの再会は正直驚きだった様子だった。
「どうも!ご協力ありがとうございました~。元通りに戻しましたので、お返ししますね~」
ルル嬢の朗らかな笑顔に見蕩れて、持っていた煙草の灰を落としてしまう。
男性はあっと意識を戻し短くなった煙草を認めると、傍に戻った少女が口を開けて舌を突き出していた。
今まで通りにジゥとその舌で揉み消すと、少女も不味そうな表情で吸殻を嚥下した。
少しの間少女の顔を眺めた後、少女を抱き寄せて膝の間に立たせた。ズルっとローレグパンティーを引き下ろし、自身もズボンを下ろして逞しいモノを出す。
少女が主の意図しない行動に戸惑っていると、大股に脚を抱え上げられて少女の幼い膣口に男性自身を宛がい、そのまま抱えられた少女を引き下ろして貫いた。
濡れていない幼い秘所は男のモノを受け入れず、膣口の乾いた粘膜が擦れて裂けて血を散らした。
ルル嬢は空気を読んでか、その場を後に踵を返し、去り際に「次のステージもお楽しみ下さいね♪」と言い置いてから袖に戻る際に一度振り返った。
そこには、高く抱え上げられた左脚に描かれた『龍』が新年の喜びに打ち震えている様に見えたのだった。
今年は善い年であれば良いな・・・。いや、きっと善い年になる!そう感じたルル嬢でした。
A Happy new year !

イリュージョン / 辰年編 了
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コメント

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あけおめ~ヽ(・∀・)ノ

どうも!いつの間にか新年を向かえ、2012年になっちゃってた事にさっき気付いたシニガミです。

嘘です。

去年は骨折するわ、事故するわで個人的にも最低な年だったため、少々凹み気味ですが、気分を変えてアゲポヨ↑していきたいかと思います。

掲示板で告知していた通り、イリュージョン・辰年編をお贈りいたします。
内容的にも控え目&短目で、申し訳ないですが感想などありましたら遠慮なくどうぞ~(*´∀`*)

感想&更新催促

イリュージョンシリーズは本当に良いものと思います。シニガミ導師のマジックに参加したいくらいです。でも、一番続きが気になるのは、Cross worldの新天地シリーズと始末屋さんシリーズです。何でもありの国で個性豊かな登場人物達の血生臭いながらも愉快な日常と非日常、この国のいろんなものを楽しみに読んでいます。登場人物は酒飲み友達になりたいのはアサミさん、心を許して悩みを打ち明けれそうなのはヘレイア、いろんな意味で可愛がりたいのは真白とニナ、仲良くなりたいのはエスト、オークションで競り勝って悔しがらせたいのはドSマダム。というかみんな大好きです。更新、楽しみにしています。
プロフィール

シニガミ

Author:シニガミ
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