FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

《天国に一番近い場所 ~五~》


「おはよう、リン。昨晩もよく眠れたか?」
男の問い掛けにリンは応えない――――――正確には応えられないのだ。
屋敷の廊下の一角にソレはあった。170×100×70㎝大の強化プラスティック製の水槽。その水槽には並々と液体が充たされ、水槽上部には循環装置が据えられ、中に充ちた液体の不純物を取り除くべく稼動している。
リンはその身動きするには狭すぎる水槽の中で、生けるオブジェとして生かされていた。
「LCLの按配はどうだ?息苦しくはないか?」
男の問い掛けに水槽内のリンはコクリと小さく頷く。
男の言ったLCLとは水槽内に充ちた液体の事だ。この液体が肺に入れば酸素、胃に入れば栄養として摂取する事が出来るし、代謝機能の活性も促進できる大変便利な液体なのだ。因みにLCLは常に体温と同じ温度で循環されているため、自立神経のバランスを崩す事はない様に設計されている。
そんな環境の中で、リンはもう3ヶ月間も生かされているのだ。只生きているだけのリンは、もっぱら日がな1日中自慰行為に耽って日々を送り続けているのだ。
 徐にリンはゼシュチャーで男に合図を送る。初めは何の事か分からない男に、リンはオナニーをし始めてピンと来た。
「何だ?突っ込んで欲しいのか?」 男の意地悪い問い掛けに、リンはモノ欲しそうな色っぽい表情で、右手の一指し指でクリトリスを抓みしごいている。
「ふ、指で我慢しろ」
言い捨ててその場を後にする男。男の背を横目にリンの左手は胸から尻に写し、肛門に指を挿し入れて行為に没頭する。
次第に秘部のLCLが白く濁りだし、左手の動きが激しくなるが中々イケない。
そこへアヤカとキョウコが通りかかって、リンの自慰に目に止めた。暫らくその行為を眺めていたが、いつまで経っても絶頂に達しないのを見て取ると、キョウコがリンに語りかける。
「オナニーに飽きたの?それとも刺激が足りないの?」
水槽パネル一枚隔てた向こうで、手を止めずにリンがコクリと頷く。
キョウコはアヤカに目を馳せると、少し恥ずかしそうに目を逸らす。どうやらアヤカはリンのオナニーを観て、欲情してしまった様だ。アヤカの情態を見て取ったキョウコは、クスリと一つ微笑んでアヤカと唇を重ねると、アヤカの眼はトロリとなり、身体の力を抜いてキョウコに任せる。
「あら、こんな所でレズですか?」
突然の声に驚く二人。声の主に眼を馳せると、そこにはエプロン越しにも分かる位、腹を歪に膨らませたジュンが居た。
「ええ、リンが一人じゃ寂しいらしいから・・・」
気を取り直し、ジュンに説明をするキョウコ。折角気分が乗ったのにムードを台無しにされ、不満そうな表情のアヤカ。
「じゃあ、ちょうど良い物を持っていますよ」
言ってその場に両膝をついて屈むと、お尻を突き出し「ンんっ!」と声を洩らすと、床に双頭の極太ディルドーとエッグローター数個、バイブレーター、アナルビーズと、様々なアダルトグッズが転がり落ちた。
 ジュンの腹はもう一升瓶でも丸ごと入ってしまう程、色々な物を詰め込む事が出来る様になっていた。
「お尻にもロープがしまってあるから使って下さい」云って尻を突き出すジュン。キョウコは徐にジュンの肛門に指を突き入れる。ジュンの肛門はすでに潤んでおり、すんなりと指3本を受け入れ、徐々にキョウコの手が丸ごと入ってゆく。そして、キョウコの手がジュンの大きく広がった肛門から抜けると、その手には丈夫そうなロープが握られていた。キョウコがロープを手繰り取り出して行くと、ジュンはロープが腸壁を擦る刺激に身を捩り感じている。10メートル程のロープが抜け切った頃ジュンは絶頂に達して、潮を吹き出してその場に項垂れた。
 キョウコはジュンには目もくれず、先程尻から手繰り出したロープでアヤカを縛り上げると、真性マゾのアヤカはそれだけで達しそうな程身悶えた。
その奴隷達の行為を観ながらオナニーに励むオブジェと化したリン。
キョウコは先ず、ジュンの産み出したアナルビーズをアヤカの肛門に乱暴に押し込み、立て続けにビーズの入ったアヌスにバイブを突き入れた。次にエッグロータ-のスイッチをONにして潤み切ったヴァギナへ2個押し込むと、自分のヴァギナへ双頭のバイブを挿入した。
「あ、ふぅん!」
キョウコの高まりも揚がっていき、白い肌は既にピンクに昂揚している。アヤカを横寝に促して片足を上げさせ、ヴァギナを晒させると、キョウコは秘部に咥えたディルドーの一端をアヤカの股間へ宛がい一気に突き入れた。
「きゃうっ!」
膣に在ったエッグローターを子宮にまで押し入れられ、思わず声を張り上げたアヤカ。両の卵管の入り口で振動するローターにアヤカはその刺激な快感に、涎を垂らしながら悶絶している。 キョウコはアヤカとの繋がりでより一層昂揚し、激しく腰を振り、股間からやらしい飛沫を飛ばしていると、先にアヤカが絶頂に達して細かい痙攣の後、脱力してしまう。
キョウコは一端自分の方のディルドーを抜き、床に転がったままの余ったエッグローターを拾い、スイッチを入れて、自分のヴァギナへ2つ入れ、もう1つを尻に押し込んだ後、再びディルドーを挿入した。
「はぁんっ!イイっ」
キョウコはアヤカ同様、ローターを子宮迄深く挿入し、ローターの振動が卵管に伝わる快感に打ち震え、更に激しく腰を打ち付けるピストン運動を始めた。それは涎を垂らし、白目を剥く程の激しい行為で、悶絶しするのではないかと思われる光景であった。しかし、その光景をオカズにリンは2度目の絶頂を迎えていた。
「ああん。キョウちゃん。またイキそう。お尻のビーズを、んぅん、抜いてぇ~」
キョウコが絶頂を迎えようとすると、縛られているアヤカが淫らな声色で言う。
「あん。じ、じゃあ、一緒に・・・堕ちましょうン」
キョウコがイク瞬間、アナルビーズの輪に指を掛けていたキョウコが一気に引っ張り出すと、その腸壁に伝わる刺激がアヤカをキョウコと同じ快楽の渦に飲み込んだ。
『ひゃあああん!』
二人同時に発した淫声が重なる。
端から見た者には倒錯的な光景に見えていただろう。―――――ここが廊下である事を除けば、だが・・・
少しの時間の後、キョウコはジュンに起こされ、急いで状況確認をしていた。辺りに散らばっている筈の淫汁は綺麗に無くなっている事に気付いた。恐らくジュンが舐め取ったのだろう。そして、ロープやエッグローターは辺りに転がっているが、当のアヤカの姿が見当たらない事に気付いた。
「ジュンちゃん。アヤカは?」
キョウコの問いにジュンは表情を曇らせる。
「あの後、御主人様がここを御通りになって、その時偶然アヤカが目を覚まして・・・」
みなまで言わなくとも、キョウコはその言葉の意味を理解した。男に醜態を曝した事で、アヤカは男に連れて行かれたのだ。しばらく呆然としていたキョウコにジュンが声をかける。
「キョウちゃん。貸した玩具を中に戻して下さい」
ジュンが済まなさそうに言ってきた。
「あ。ごめん」
急いでディルドーを抜いたが、エッグローターだけは子宮の奥迄入れた為に中々出て来ない。唯一キョウコの尻に入っていた1個だけを、産み出すことが出来た位のものだった。
「しょうがないから、今ある物だけでいいよ」
ジュンはそういってお尻を高く掲げてキョウコに突き出した。
「でも、私達使ったからきっと汚いよ・・・」
「ああ、別にいいのよ。私のお腹はゴミ袋と同じ価値しか無いのだから。ね?お願い」
ジュンにそうまで言われれば、仕方ないという気になった。ロープは取り出した通りお尻に収納し、エッグローター3個にアナルビーズとバイブ、ディルドーは子宮にすんなりと入ってしまった。
「ありがとう。じゃあ私はこれで・・・」
そういってジュンは踵を返し、更に言葉を付け加えた。
「・・・そうそう、御主人様が後で来るように、って言っていたよ」
そう告げるとジュンは水槽の前から居なくなった。

 その頃、男とアヤカは地下に居た。
アヤカは回転台の上で、革製のボンテージベルトで体中をガチガチに縛り上げられ、身動きすら出来ない状態にされていた。そんな状態にありながらも、アヤカは頬を紅く染めて快感に浸っていた。
男は回転台のスイッチを入れると、キョウコが来るまで椅子に腰掛けて寛ぎ始めた。一方、回転台に固定されたアヤカは姿が観えなくなるほど高速で回転されている。

「失礼します」
40分ほど経って、キョウコが部屋に入って来た。
「キョウコか。いやに遅かったな」
「申し訳御座いませんでした。どんな御処置でも御受けいたします」
キョウコの土下座で、男が逡巡する。
「では選択の余地を与えよう。このまま処刑されるか、ジュンと同じ姿になるか、どちらか選べ」
男の言葉を聞きキョウコの顔が青ざめる。ちらりと後ろを振り返り未だ回転を続けるアヤカを確認する。どの位の時間回されているのか、と言うより、アヤカが未だ生きているのかどうか疑わしかった。
「わ、私がジュンと同じになります」
キョウコははっきりとそう言い切った。つまり、アヤカを殺したのはキョウコだという事を意味していた。男は満足げに頷くと回転台を停止させた。長時間高速で廻されていたアヤカの顔は浮腫んで紫色に変色し、目から血の涙を流して意識を失っていたが、辛うじて生き長らえていた。男はアヤカの拘束を解いて壁に寄掛らせ、しばらくすると、頭に偏った血流が次第に元に戻り始めた様で、顔色が戻っていく。キョウコはそれをみてホッと胸を撫で下ろした。

「・・・・・・・!」
既に両腕を取り払われたキョウコが、ギロチン台の刃に繋がったロープを懸命に噛んで支えていた。
当然ギロチン台には、未だ気を失ったままのアヤカが固定されている。
「貴様がどんなに頑張っても、どうせソイツの首は飛ぶのだ。いい加減に諦めたらどうだ?」
男の冷徹な声に、それでも諦めようとしないキョウコ。
男はやれやれと云わんばかりに椅子から立ち上がると、キョウコの濡れていない秘裂に剛直を捩じ込むが、それでもロープを放さない。男は痛がるキョウコにも構わず、ピストン運動を繰り返すと、キョウコの秘裂に湿りが滲んで艶っぽい吐息が漏れ始める。
「んんッ!・・・んー・・・・んー・・・・・・んふッ!ふぅん・・・・・・・ああん!」
男が白濁をキョウコの体内にぶちまけると同時だった。『ズトン』という音と共にアヤカの首が床に転げ落ちた。
 男はソレを拾い上げて、キョウコに見せつける。首からは止め処なく血が流れ出し、キョウコの腹部を真紅に染めた。首を落とされてから初めて気を取り戻したアヤカの目に映ったモノは、両腕を肩から無くしたキョウコの姿と、後ろ手に縛り上げられて断頭台に突っ伏した首の無い裸体だった。「誰だろう?」と逡巡したが、意識が朦朧とし始めた。この時、アヤカは初めて自分が死につつある事実を悟ったのだ。
「アヤちゃん・・・ごめんね・・・・」
キョウコがそれだけ言うと、アヤカの生首は薄っすらと微笑みを浮かべて死んでいった。
男は仰向け状態のキョウコの腹にその首を置いて、ギロチン台の下に目線を移した。そこには今も滴り落ちるアヤカの血が盥に波紋を広げていた。アヤカの血液は全てギロチン台を伝ってその盥に集められる仕組みになっているのだ。
心臓の停止を確認した男は、首の無い裸体を逆さに吊るして、血抜きを始める。その間にキョウコの洗浄を他の奴隷に命じた後、暫らくしてキョウコは綺麗に洗われて男の下に戻ってきた。
「今日はもういい。休んでいろ」
男の意外な言葉がキョウコを呆然とさせた。
「え?あ、あの。お腹を大きくするのでは・・・?」
戸惑いながらも男に尋ねてみるが、男の言葉は至極あっさりしていた。
「それの準備がまだ出来ていない。明日に繰り越しだ」
男は逆さに吊るされたアヤカだったモノを見つめながらそういった。
「はい・・・。かしこまりました」
一礼してキョウコはその場から静かに去っていった。
綺麗に切断された傷口からポタポタと滴る血が、その下に受けてある桶の量を増やしてゆく。

その頃―――テラス脇
そこには3日前に創られたオブジェが据えられている。
 オブジェの名はリンス。身体のいたる所にピアスを施され、海老の様に身体を曲げて、尻を高らかに上に向けた体勢で固定されている。しかも、足が根元から切除されていて、腕は台座に鉄板とボルトで固定されていた。今の状態でおしっこをすると自分の顔に掛かってしまうのだが、リンスは男に『飲め』と命令されているために飲まざる負えないのだ。しかも、リンスは屋敷の便所の一つとして使われている始末だ。
自分と他人の尿を飲んで、放尿してまたそれを飲む・・・まさに逆さ小便少女だ。
「あーん。漏れちゃう、漏れちゃう…」
ビーチの掃除をしていた奴隷のリオンが、トテトテと足早にリンスの所に駆け寄って来た。リオンはリンスの顔の上にまたがり、エプロンをたくし上げるとリンスは口を大きく開いた。その口腔内には全ての歯と舌が無い。
・・・ちろろろろろろろろろろろぉぉぉ
リオンの放尿音とリンスのゴクゴクという景気の良い飲みっぷりは何とも言えない爽快感があった。
「・・・ふう」
用を足し終わったリオンの秘部の雫を、リンスはチュッチュと吸い取って洗浄した。
無言で立ち上がるリオンに、リンスは「見へぇ~」と舌足らずな言葉を掛けた。
すると、ちょろちょろと一条の放物線が立ち昇ると、それを口で受けて再び嚥下する。暫らくして放物線は勢いを無くして流動となり、続いてピアスが施された肛門が盛り上って、固形の大便を次々に生み出した。
当のリンスは気持ち良さそうに便を自分の身体に浴びて恍惚としている。
「ふふ、なかなか良い糞尿ショーだったよ・・・」
終わった頃を見計らってそう言った。
「でも、便器が便をしたんじゃあ、便器とは云えないわよ」
そう言い残してから、リオンは先程リンスがひり出した大便を掴んで、リンスの口に次々に捻じり込んだ。
リンスはされるがまま自分の出した便を嚥下してゆく。一通りを終えたリオンは汚れた手をペロペロ舐めて綺麗にして、元の仕事に戻って行った。
補足だがリンスは男に対して粗相は一切していない。こんな姿にされたのは、強いて言えば『飽きられた』のだ。


 男はランの研究室(ラボ)に移動して居た。
そこには半透明な等身大のカプセルが3つ並んで、その中は液体で満たされ、裸の少女が浮かんでいた。
年の頃なら10から12歳位だ。
「こんな短期間で良くここ迄成長させたな」
男がカプセル内の少女を見つめながらランに呟きかけた。
「あたしを誰だと思ってんのよ」
「・・・しかし、高々替え玉で3体も造らなくても良かったんじゃないのか?」
ランの言葉に構う事無く、男はそう続けた。
「見た目は同じだけど、少し遺伝子を弄ってみたの。あんたの遺伝子も混ざっているわ」
「何?では能力が使えるのか?」
「まだ実験段階だから分からないわ。試しに一体を覚醒しようと思うの」
「もう出して平気なのか?」
「ええ、精神面は未熟だろうけど、骨格は完成しているから大丈夫な筈よ。それぞれ違った弄り方をしているから、どれを覚醒させるか相談にあんたを呼んだのよ」
「そうか・・・どんな改良を加えたんだ?」
男の質問にランは目を輝かせた。
「ルリンA(アー)はあんたの不死身遺伝子だけを注入したの。んで、ルリンB(ベー)はあんたの念能力遺伝子を入れて、C(ツェ-)は替え玉用で殆んどノーマル状態よ。でも、この世のあらゆる病気や薬毒物に対する抗体を持っているわ」
ランは凄いだろと云わんばかりに胸を反らして、鼻高々になっている。
「便宜上とはいえ、もっと気の利いた名前はなかったのか?」
「実験体に名前なんてどうでも良いのよ。科学者として!」
男は息を吐き出すと「・・・だろうな」と囁いていた。
男は苦々しくランの言葉を肯定した。
「じゃあ、ルリンBを起こしてくれ。念能力に興味がある」
男の言葉にランはBのカプセルを制御するコンパネを操作して、カプセル内の羊水を排出すると、中の少女は重力に引かれてカプセルの中でへたり込んだ。カプセルが徐々に開いてゆく。よくよく見れば少女の側頭部上に角の様な突起が生えていたが、男は然程気にした様子はなかった。
少女の目が徐々に開いてゆく。どうやら無事に覚醒出来たと覗えた。
男は少女の俯き加減の顎を引いて男の顔を直視させた。ランも男の後ろで覗き込むように様子を覗う。
「・・・・ぱぱ・・・・・まま・・・・」
よろよろと状態を起こして少女は呟いた。
「インプリンティングか?」
「・・・の、様ね・・・」
「もしかして生まれたばかりの赤ん坊と同じ常態か?」
「いえ、一応睡眠学習みたいな事をしていたから、粗方の知識はあるわ」
「そうか、意味を知っていて言ったのか」
男は内心ホッとしていた。
「覚醒してからの学習能力の方が知識の吸収が早いから、育て方はあんたの自由よ」
男は顎に指を当てて、フムと逡巡した。
「先ず手始めに、手すきの奴隷を呼んで、こいつを綺麗にしてやろう。べたべたしてかなわん」
「そうね」
ランは相槌のあとインターホンで手透きの奴隷を呼び寄せた。
「お前の名前は今からチィータだ。いいな?」
「チィータ?・・・あたし・・・チィータ?」
「ああ、そうだ。お前はチィータだ」
「あたし、チィータ・・・うれしい・・・ぱぱ・・・」
そのやり取りをランは見てちょっとムッとした。
「その子どうするの?奴隷扱いなんでしょ?」
「とりあえずランの子供扱いだから、ランの下でマヤの上のポストに置く」
「えー、あたし子育てなんて嫌よ」
ランは不満タラタラだ。
「造ったのはお前だ、親としての責任をとれ。面倒なら奴隷に任せれば良い」
「遺伝子的にはあんたと奴隷の子なのよ」
腕組み姿勢のままジト目で男を睨む。
「まあ、当分の間、俺の傍に置いておく。ランも偶には構ってやれ」
「研究優先でなら良いならだけど・・・」
ランがそうぼやくと先程インターホンで呼び出した奴隷が到着した―――ヨウコとサユリだ。
男は手早く指示を下した。勿論チィータの階級も言い含めて作業に取り掛からせた。
奴隷達はチィータを抱えて部屋を後にする。
「大丈夫そうね」
「後で他の二つも覚醒させてやろう。この状態であの国に引き渡す訳にはいかないからな」
クイと親指で替え玉用であるカプセル内のルリンCを指す。
「じゃあ後でやっておくわ。他にも変わった人間が創りたいしね」
「まあ、程ほどにな…」
そう言い残して男はラボを後にした。

* * *
 男は再び、アヤカが血抜きされている地下室へと来ていた。
そこには盥(たらい)一杯に量を増した血液が並々と溜まっていた。男は逆さに吊られたアヤカの死体を、鬱陶しい物でも祓うかの様に脇に除け、盥一杯の血液をポンプで吸上げてタンクに保存した。
 その作業を終えた男は懐からタバコを取り出して火を点けた。そして、咥えタバコで冷たくなったアヤカの死体を床へと降ろし、巨大なアルミホイルの様なラップで、アヤカの肉体を転がす様に簀巻きにしてゆく。
簀巻きになったアヤカを一旦隅に転がしておいて、男はインターホンに手を伸ばす。
「キョウコを呼べ」
それだけを言って受話器を置いた。

「御待たせしました!」
一分も経たない内に両腕をもがれたキョウコが地下室へやって来た。ハアハアと息が揚がっている所を見ると急いで走ったのだろうと容易に想像できた。
男は無言でキョウコを一瞥してから、視線を部屋の中央にある分娩台へ向けた。
その仕草が何を意味するのか容易に想像出来た仕草である。子宮を拡張するのだ。
キョウコは自ら分娩台に坐り、足を大きく開いて開脚アームに自ら足を乗せた。キョウコもこれから何が行われるのか承知の様子である。
 男はアームに乗せた足をベルトできつく固定し、同じように首の下の胸部を椅子諸ともベルトで固定した。
胸部を締め付けられたキョウコはと云うと、身動ぎ出来ない状況でも紅く火照った顔をして、両肩の傷口に巻かれた包帯から血が滲み出している。
 下準備を済ませていた男は、ジュンの子宮を広げた時と同じバルーンを取り出して、同じ手順を踏まえてキョウコの子宮へと挿入した。
「ジュンと全く同じでは面白味が無いからな。ちょっと変わった趣向をしようと思う」
「はい。御主人様の御命令であれば、キョウコは如何な事でも喜んで御受け致します」
キョウコの陰部からはバルーンのチューブを伝って白い蜜が溢れ出している。
「実はな、お前の愛した奴隷を入れてやろうと思ってわざわざ時間をかけたのだ」
「?」
男の言葉がいまいち理解できないキョウコに構わず、男は不意に注入ポンプの電源を入れた。
透明なチューブを伝って赤黒い液体が、キョウコの子宮に収まったバルーンへと流れ込んで行くと、見る見る内にキョウコの腹は膨張し始めた。苦しそうにもがくがその表情には喜びさえ伺える。
「この液体は何だと思う?」
男がにやりと意地悪そうに尋ねたが、横隔膜が押し上げられるキョウコはそれ所ではなかった。
「お前の大好きなアヤカの血液だよ。これ全部な…」
「!!…」
「大好きな者の血液だ、全部腹に収めさられるよな」
「…はい」
笑顔で肯いたキョウコの目からは大粒の涙が頬を伝っている。
高圧ポンプは唸りを上げてキョウコの子宮に血液を送り続けていたが、暫くするとバルーンが膨張限界に達して、ポンプの安全装置が作動したために、その躍動を停止した。キョウコの腹部はジュンの時よりも更に一回り大きく膨張していて、その腹圧に耐え切れなかったのか、汗に塗れたキョウコは小便と大便を強制的に排泄していた。
人一人分の体液をその小さかった子宮に収めたのだから、無理も無い話だった。
「まだ2リットルぐらいは残ったな。捨てたらアヤカに失礼だしなぁ、ケツにでも入れるか?」
「は、い。無理やりでもお尻に容れて下さい。私は、あくっ……大丈夫ですから…」
そう言いながらもキョウコは苦しそうに喘いでいる。
男は先程のバルーンに繋がったチューブを焼き切り、ノズルをチューブに繋ぎ代えてそれをキョウコの肛門に、乱暴にねじ込むと、再び高圧ポンプを作動させた。
「ああっ!う…くぅ……ぁあああああああああ!」
キョウコの体が上反るが、分娩台にきつく固定されているために、ガタガタと揺れるだけで台はびくともしない。
今のキョウコは肩から先が無いので、足の指を握ったり開いたりして己の苦悶を表していた。
―――――――不意に悶絶していたキョウコがふっと静かになった。男がその顔を覗き込むと白目を剥いて失神していた。男は「やれやれ」と言った風に溜息を吐くと、直径が5センチはある極太のアナルストッパーをねじ込むと、ゆっくりノズルを引き抜いた。続いて分娩台の拘束を解いて肩口に巻かれたサラシの上から首輪付の拘束具を装着、同時に両足首も同様に枷を架けて、その三点を天井から垂れた鎖に繋いでキョウコを吊るした。ちょうど肥大化した腹が下に向くようにだ。
この様にしたのには理由があった。仰向けだと横隔膜を圧迫して呼吸困難に陥り、最悪窒息死するためだ。それに比べて、うつ伏せならば重い腹部は重力に引っ張られ呼吸を妨げないどころか、腹部の拡張を助ける働きもあるのだ。
その作業を終えるとインターホンで別の奴隷を呼びつけてから部屋を後にした。

 男の居なくなった薄暗い部屋に、先程呼びつけられた奴隷のファニルが入って来た。ファニルは東ヨーロッパ系で栗色の髪を二つ結びにした美人だ。年も18歳とまだ若い。
「わっ!!」
薄暗い室内の照明を点けたファニルは思わず驚嘆していた。
両腕の無いキョウコが、歪に膨らんだ腹を垂れさせ天井から吊るされているその様は、ファニルの視点では人間の姿とは思えなかったのだ。それどころか、本当に生きているのかどうかが疑わしかった。
首の動脈に手を当てみると微弱ではあるが呼吸と脈の両方があった。
「東洋人って凄いのね・・・」
改めて肥大化したキョウコの腹部を擦りながら感歎をもらした。その巨大さはファニルの頭よりも大きかった。
はちきれそうな腹に舌を這わせてみると、キョウコが「うぅん」と身悶えした。その艶めかしい仕草にファルニは妙にそそられ、股間を湿らせてしまったが、何とか冷静さを取り戻すことに成功した。
「あっと、お仕事しなくちゃ・・・ごめんね」
そう言ったファニルは瞬間接着剤を取り出して根元までねじ込まれたアナルストッパーと、肛門に液を垂らして抜けないように接着した。
そして今度は、キョウコの口を無理やり抉じ開けてボールギャグを噛ませてベルトを締めると、ファニルは棚から取り出した衣装を身に纏った。黒いエナメルのボンテージスーツで、さながら女王様さながらの格好だ。
手にした乗馬鞭で肥大した腹部に振るった。「パシィィーィン!」と鋭い打撃音と同時に音と痛みでキョウコの意識が強制的に引き戻された。腹部には無残な赤い蚯蚓腫れが浮かび上がっている。
「ふぐぅぅぅん!・・・もふん・・・・ふぁ!?」
キョウコは自分の置かれた状態をここで初めて理解した。そんな事にもお構いなく、鞭を振るい肥大したキョウコの腹だけに赤い痕を附けていく。「パシーン、パシーン」と渇いた音が響く度に、口に填まったギャグからは唾液の飛沫が撒き散り、鞭のインパクトで「ブルンブルン」と歪に揺れ動く腹には、血が滲み出る程の蚯蚓腫れがその面積を広げてゆく。
恍惚とした表情のファニルは荒い息を吐くと、鞭を振るう手を止めた。
「はあ、はあ、何でこんな酷い事をするのかって云う眼ね…でも、勘違いしないでね。あたしも御主人様の命令に従って動いているんだから…お仕事って訳よ。これ位にしておくから、御免ね」
舌をペロっと出して悪びれた様子も無く謝罪した。そして、今度は乗馬鞭を捨てて自ら付けた無数の蚯蚓腫れを丁寧に舌で舐めてゆく。
ポタリ、ポタリとキョウコの涎と、ペチャリペチャリとファニルの舐め擦りの音が、何とも云えない気分を醸し出している。
キョウコも満更でもない様子で偶に「ふぅぅん」と甘い鼻声を出したりしている。どうやら飴と鞭のようだ。
粗方舐め終わると、今度はクリトリスの包皮を剥いて手際よくピアスを装着した。
「キョウコちゃん、かーわいい。むふっ」
そう言うと今度は部屋の隅で何か作業をして、暫くするとキョウコの元に戻って来た。その手には髪の毛を括ったアヤカの生首が抱えられていた。
「キョウコちゃんの大好きな人に引っ張って貰おうね」
括った髪の毛にS字金具を取り付けてそれを先程通したクリトリスに引っ掛ける。
キョウコの股下でぶらぶらと揺れるアヤカの生首。その重みでキョウコのクリトリスが引っ張られ、先程通したピアスの傷口を広げて鮮血が迸った。
「じゃあこのままの状態で2、3日我慢するのよ♪ 心配しないで、あたしがキョウコちゃんの面倒を見る事になってるんだから…定期的に様子を診に来るからね」
ファニルは軽く手を振って部屋から出てゆく。

スポンサーサイト
[PR]

[PR]

コメント

非公開コメント

プロフィール

シニガミ

Author:シニガミ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
FC2カウンター
メインマスコット投票
ミスデッドプリンセス!
無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。